2024年にむけてウラナイ8☆冬至年筮
2023年そろそろお別れの時が近づいて参りました。みなさま心身共に健やかにお過ごしでしょうか。
恒例のウラナイ8☆冬至・年筮の季節がやってきました。私は5回目の参加です。
今年一年の振り返りと来年に向けて未来地図をちょっとだけ描いてみる、そんな気持ちで参加させていただいています。
まず順序決めで引いたカードは塔。来年に向けていただいた卦は「山天大畜」
また山きました、そして塔。高いところに縁があるのでしょうか。高いところを目指すのでしょうか?
以前と比べ山へ足を運ぶことも多くなりましたし、足プルプルさせながら階段を上り神社参拝もしましたが来年も上るのでしょうか。弱まる足腰への戒めでしょうか。
山、そびえる山 天より高い山
天はさ、どこまでいっても天じゃん
それなのにそれを越える山ってどこじゃん
山は止めるで静 天は陽が三つで動
四爻五爻の空間が穴ならばなんだかわさわさ活動しながら山の穴にほいほいため込むのでしょうか?イヒヒ
冬眠の為に木の実を巣穴に溜め込むみたいに。(自分だけは生き残るぜ)
来年立春を過ぎれば辰巳天中殺に入り自己と向き合う時期として捉えています。知識や経験などで自分を肥やしため込む一年となるのでしょうか。
山と天、どちらも大物で力が拮抗しているスケールの大きな卦。卦辞に「家食せずして吉なり」とあるのは家で耕作して食べていくのではなく、おおやめに仕えよという教え。無難に小さくまとまるのではなく、広い世界に出て活躍すべきです。
易の完全独習 翡翠輝子著より
之卦は「山沢損」陽→陰 自分の中の陽をおひとつどうぞと分け与える。自分だけで囲い込まないこと。
やっほぉーと一人で囲い込んでほくそ笑んだ天狗でいると塔の上から転げ落ちるぞ。と言われている気もしてきました。
自分の肥やしと身に着けたことを外の世界へ「おひとつどうぞ」と与えられる人でありたいものです。
そしてウラナイ8のメンバーから「受け取ること」というアドバイスもいただきました。
畜はなにもウシシッシと巣穴に持ち込むばかりでなく与えられたものを受け取るという見方もあるよね、と。
これはもぅーーーー目から鱗でした。
そうか、そうなんだ。私はあまり受け取るとかなにかしてもらうことが得意ではない。ここで詳細は省くとして、なにも与えて与えて与えまくってまーすということでもないのですが、受け取ることが出来なければ(苦手意識)与えることも出来ないってこと。人やモノに限らず交換交流が結局出来ないってこと。そんなことを思うこともあり、易の神さまはやはりその人を見て人生の課題をメッセージに託してくれているのでしょう。人との縁、よき気の交流はなによりの財です。頭の片隅に留めながら新しい年を迎えたいと思います。
今年の年筮は「天」を授かることが多かったウラナイ8、来年は龍のごとく昇っていくのでしょうか?
今年もご縁をいただきありがとうございました。
来年も自分らしい道を歩んでいけますよう、躓いても転げても立ち上がって歩いていけますようにと願っています。
みなさまよいお年をお迎えくださいませ。