〈最後にお知らせがあります〉
時間は本当に規則的に時を刻んでいるのか？と疑うようになりました。早い早すぎる。1月も足早に過ぎ2月となり鬼は外福は内と唱え立春を迎えます。新しい年のはじまりです。
天中殺は恐いのか
天中殺期間は自分に向けて学んだり、自己と向き合う時期と受け止めています。「うっかりラッキー」とか「あら、棚ぼた」とかご褒美的なことはないだろうと思っています。あったらいいけれど、多分その時期は似非ラッキーな気がする。神様お願いは通用しないだろうなと。
今年は甲辰年 個人的には「来たか、天中殺期」
過去を見ると幼少期に一度迎えていますがこれといってまぁ記憶がない。その後は社会人です。怖いですね～ホラーですね～12年という数字は果てしなく遠いことのようなのに2回目の天中殺は戊辰でどどどどどぉーと就活＆社会人、大人です。新社会人は年齢のベルトコンベアーなので新しいことに自らチャレンジしたというわけでもなく流れてまずまず楽しくありがとーバブル～と過ごしていました。たぶん天中殺という概念はないです。次は庚辰に転職して鍼灸学校入学。天中殺とか運気とか気にも留めていなかったけれど占い相談していたらどうだったのだろう。その頃見える系というかちょっと不思議な方と親しくしていて相談したところ「とてもいいじゃんいいじゃん」と背中を押されたというか、まぁやってみることは誰に相談するでもなく1日で決めていたので心強かったのを覚えています。とりあえず夜はいつ帰れるかわからないので仕事前早朝に職場近くのファキチで1年間英国数小論文と受験勉強して新天地へ飛び込ました。ある意味新天地ですが学びという自分に費やした時間だったので土生金、正しい天中殺期間だったと今では思います。（ブラボー自分）そして3年間（内2年間が天中殺）共に過ごした友たちは苦楽を共にした仲間、年齢はバラバラですが今でも頼もしい友でいてくれることに感謝です。悪くないじゃん、天中殺期。
そして12年前の天中殺期は壬辰、東日本大震災後でしたが幸いにも今と同じ環境下で過ごしていました。ネタになるようなことはなかった、いやなかったわけではないのですが、良いことも悪いこともその時はドラマでもあの日あの時あの場所であんなにキュンキュンしたドラマも時間と共に色褪せ取り立てて事件は起きなかった（？）土剋水、程よく湿らせてくれていのか。（水侮土）水に溺れて腐ることもなかったように思います。
さて人生4回目の天中殺期がやってきます。まずは甲辰年どうでしょう。
あくまでもイメージとしての甲辰
甲は陽木、青々として成長する春の木です。それが植えたての細い木だったりすることもあるでしょう。自分に置き換えるとだいぶ育った木、そろそろ剪定のピンクのテープを貼られる部分もあるかもしれない老木寄り。そこへ辰の意味する土、木と土の関係は木剋土。剋する関係ではあるけれど（木が土の栄養を吸い取って成長する）通常の木剋土ならば正常な自然界の機能です。みな誰かに寄り添って持ちつもたれつ生かされている。決して攻撃ということではありません。
甲辰は自分の養分を溜め込む時期というよりも養分を使って木を育てる、成長させる時期なのではないかと感じます。甲の年に養分たっぷりの土であれば青々と葉を茂らせのびのびと龍のごとく上へ高みへとむかってゆくことが出来るでしょう。自分の中の栄養だったり知識だったりそれがしっかりと蓄えられているかですね。
虚弱だったら木に吸い取られるだけ吸い取られて枯れる（木乗土）、または肥えに肥えた腐った土壌で木を腐らせる（土侮木）give & takeの関係性って難しいですね。どんな甲辰年になるのでしょうね。
天中殺期だけど新しい試み 愛でるん「体話」をはじめる
鍼灸という道具を使わずこの20年近く培った東洋医学の知恵を生かせることはないかとずっと考えてきました。それまでイベントなどでちらっと放出はしてきたけれど継続的に形にしていこうという意味では新しい試み。
天中殺じゃん、そううまく事は運ばないんじゃん？
だが、しかし、今まで蓄えたもので木を育てるにはとてもいい時期ではないか！と後付けですが思います。
パッと咲いてパッと散るより、振り返るとコツコツと坦々と育てる人なので最初から大輪の花が咲かなくても、まっ、いいかぁ～です。なんせコツコツと20年近くやっているわけですから。今更ね～ジタバタすることもないのです。どっしり戊根性。
2/12（月・祝）にプレ開催を予定していました 愛でるん「体話」の都内での開催は中止とします。
X（旧Twitter）にていいね、リツイートくださった方々ありがとうございます。（いつも感謝しています）
1週間前ではありますが、ご予約がなかったこと、横浜の治療院で治療と同時にお願いしたいというお申し出があったこと、3連休遠方からの連日治療の希望があったことなどから今回中止とすることにしました。（時間は有限）
愛でるん「体話」について小さいことからコツコツとお伝えしていかなかったこと、告知から開催まで短期間だったことなど要因は色々考えられますので学びとしていきます。
おススメ愛でるん「体話」
東洋医学に興味のある方
自分の中の五行とか五臓とかなんだろうと興味のある方
自分にあった養生法を知りたい方
本や雑誌を読んでふむふむと思うけれどホントかな？と感じる方
自分のことを大切に思う方、自分を愛でたい方
立春を迎え、甲辰天中殺期に突入ではありますがよい意味でのネタが生じる一年にしていきたいと思います。
みなさま素敵な一年をお過ごしください。
