スピリチュアル、なにやら神秘的なイメージちょっと怪しいイメージ色々ありますね。
風邪を引きやすいという話
風邪を引きやすい要因として東洋医学ではカラダを守る衛気=バリア機能が弱いことがあります。
外と内、外は外界で内は自身のカラダ。外と内の境界線である肌の表面には衛気=バリア機能があります。
風邪(かぜ)を引くというのは自然界の気、天の気(風・暑・熱・湿・燥・寒)が邪気となってカラダに不調をきたす状況です。風邪(ふうじゃ)は他を巻き込むのでこれからの季節なら風寒の邪とかになります。
風邪を引きやすい体質というのはバリア機能が弱く外のものに容易に侵入されてしまうということです。
日頃から衛気=バリア機能を強化しておく必要がありますね。
発酵食品や乾布摩擦をおススメしています。但し風邪を引いてしまった時は発酵食品はNG。
容易に侵入してくるのは天の気だけじゃない
風邪を引きやすい、外界に存在するのは天の気だけではありませんよね。
外界には自分にそぐわない気がいくらでもあります。自分と反りが合わない環境や人、本物の悪。
バリア機能が弱いとこういった自分にとってよろしくないものにも侵入されやすい。
人混みにいると気分が悪くなるというのもそうです。
「悪いものばかり侵入してくるのでしょうか?」
世の中悪いものばかりではありません。自分にとって素敵なご縁は確かに存在しています。
ですが、自身が弱っている時というのは邪気につけこまれるのです。風邪を引く引かないという境界線は良い気と悪い気の戦いの結果。良い気(正気)に覆われていれば風邪を引かない、引いても引き始めで退治出来るのです。なんだか嫌な思いばかりするという時は風邪を引くのと同じでバリア機能が弱って悪と戦えない状態でもあり、スルスルと侵入されてしまうのでしょう。運がいいとかあの人いつもいいご縁に恵まれているなぁというのは自身の持つ気が充実しているから。
「東洋医学って精神世界なんですか?」
そうですとも言えますし、そうでないとも言えます。この曖昧っぽい境界線が眉唾っぽいと嫌煙される所以でもありますが、東洋医学のベースが森羅万象・まるっと自然界・宇宙を含めて考えられ、カラダに起きる現象を天の気、地の気含めて捉えているので目に見えないものの影響も考えていきます。
そういったことからは精神世界、スピリチュアルとも言えますね。
だからと言って壺やパワーなんちゃらを売りつけたり押し付けたりすることはないのでご安心ください。
ただ、目に見えるもの細菌やウィルスだけが体に不調を及ぼすことではないということです。
エネルギーを蓄える為に食事をし、夜はエネルギーを休め、そして活動しカラダを巡らせる。
自分にとって悪い気にスキを与えず、素敵なご縁に巡り合えますように。