昨日の地震はここ横浜でもちょっと不安になるような揺れを感じました。10年前のあの日も同じ場所にいてやはり鍼灸治療中でとりあえず抜鍼をし、揺れた治まるのを待ちました。
普通でない状況下で刺鍼されているのは落ち着かないことでしょうが、あの時も今回も落ち着いていられる方だったので、静かに揺れが治まるのを待つことが出来ました。
そして今日は暴風雨
なんなんだこの週末は。。。地球の怒りなのか!なんていう方もいらっしゃいましたが、何に怒っているのだろう。
怒り、どこから生じるのでしょうね。不特定多数の意見を容易に目にすることが出来るようになった今、何かに憤りを感じ怒りをアウトプットしている人って多いな、みんななぜそんなに怒っているのだろう。国会答弁を目にしても話し合いとか国の大事な話し合いの場で相手を罵倒するような怒りに震えるような発言も見られます。国のトップの人たちが何かについて論じることですら怒りを伴わなければ決められないのでしょうかね。
人の持つ感情「怒り・喜び・思い・悲しみ・憂い・恐れ・驚き」この中で怒りだけが外へ向けた感情です。他は自己消化
鍼灸師である私の頭の中はつい、色々なことを五行色体表の関係性の物差しで考えてしまうのですが、怒りの感情は五行・木に属し五気/風・五臓/肝と関連します。
今日の暴風の音を聞きながら、風は色々なものを巻き込んで色々やらかす。怒りのみが外に向けた感情で他者を巻き込み傷つけたりするのだななどと考えていました。
怒りの根源はどこにあるのか?
それは自分の意見と違うことから湧き出る感情なのでしょう。なんとかして自分の意見を通そう、認めさせようとする沸々と燃えるような感情であり、ある程度までは情熱ですが行き過ぎると怒りとなって爆発している状態。
十人十色、みな違う考えや感情を持っていて当たり前、果たしてどれが正義なのか難しいところですが、色々な意見をチョイスして新しい発想が生まれると平穏でいられるのに。どこか勝ち負けを意識した社会になってしまっているような気がします。
春=怒りっぽい季節、というわけではありませんが、自然界の一員である体も植物同様に春は伸びやかに生長しようとしています。それを阻むもの、ストレスだったり、気鬱だったりを溜めこまず巡りを意識して過ごすことで怒りではなく情熱を携えて過ごせるといいなと思います。綺麗ごとかもしれませんが、意識することで行動は変わりますからね。
〈過去記事〉
突発性難聴 メニエール病の鍼灸治療
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鍼灸治療・鍼灸セラピー カーチャ
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3月の健幸養生便
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