風邪を引いたり、反復したり、いつまでもイマイチな状態が続いている人も少なくない師走です。
厳密には風邪症状はほんの数日のことで、その後もイマイチな状態というのは状態が奥深く(裏)に入った状態です。
毎年この時期に風邪を引くとか、調子を崩すとか、冬の間はずっと風邪を引いているとか、何かの怨念か運気のせいかという方もいらっしゃいますが、それはあまりにも他者のせいにしているのではないかという印象です。自分の持ち物である物体ですから自分の中に答えがあるのではないでしょうか。
この時期に体調を崩しやすいという場合は寒さが影響しています。
この寒さが容易に外と内の境界線を破ってカラダを侵襲してきた時、すぐに追い出せるかさらに侵入を許してしまうかによって勝負は決まります。
容易に侵入されてしまう理由
ガードが弱い
ガード力は肌の状態からのうかがい知れます。肌が適度に潤い人肌状態であれば肌理も細かく艶やかでガード力も良好といえるでしょう。
肌の乾燥状態には保湿クリームは勿論ですが、潤いの大元を管理しているのは五臓の腎です。高級クリームもお手軽クリーム大量塗りも内側から艶々でこそ活かされるってものです。
腎の潤いが低下しているよ!のサイン
- のぼせ
- ほてり
- めまい
- 耳鳴り
- 頬がほんのり紅い
- 足腰がだるい
- 手足がほてる
- 喉が渇く
体は5年刻みで運気が乱れるのかもとおっしゃる方がいました。
丁度55歳の時は一度風邪を引いたらちっとも治らず半年くらい具合の悪い状態が続いたとのこと。当院へお越しの時はまだ“風邪”(正確には異なりますが)症状+上記のような症状も現れていました。
年齢が関係するとしたら運気というよりも腎気の衰え。そろそろ本気でアンチエイジング意識を持たないとねということでしょう。
心身リセットが出来ない
潤いの元締めは五臓の腎ですが、それを散布するのは五臓の肺の働きです。
肺は気を主るといい、気が充実していれば邪気の侵襲の際、追い出す力があり、気(エネルギー源)の不足は邪気の侵入を容易にしてしまいます。何かと忙しい師走、年末になると風邪を引くという方はエネルギー不足をそろそろ自覚していかれるかもしくは白旗上げて正月は寝正月を決め込むか uhaha
日ごろからカラダは当たり前のようにそこにあるものでもなにもしなくていいモノでもなくやはり有限である物体ですからケアすべきもの。
「ボディーワーカーだからそんなこと言う」
確かにそうです、それだけ他人様のおカラダを来る日も来る日も観させて頂いておりますので。
何度も同様の病を発病するというと体質だから仕方ない、自分はそういうものだからというご意見もあります。確かに持って生まれた体質というものはありますが、そこと向き合ってどう付き合っていくということが大事なのでしょう。
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