身近なお茶たち
珈琲 | シャキッと元気に
温/苦・甘味 | |
紅茶 | 体を温める
温/甘・苦味 | |
ココア | 不足した気を補う
平/甘・苦味 | |
ほうじ茶 | 喉の渇きを癒す
平/苦・甘味 | |
ウーロン茶 | 食べ過ぎ解消
平・涼/甘・苦味 | |
プーアール茶 | 脂肪を分解
平・涼/苦味 | |
麦茶 | 暑気あたりを予防
涼/甘味 | |
ジャスミン茶 | 気持ちを鎮める
涼/甘・辛味 | |
緑茶 | 余分な熱を取る
涼/甘・苦味 |
珈琲
中枢神経に働き掛け脳を元気にする為、やる気の無い時や眠気に襲われた時には元気になります。興奮作用がある為、不眠傾向の方は午後は控え目に。ミルクを加えることで興奮作用や胃への刺激が抑えられます。
紅茶
茶葉を発酵させた紅茶は温性で胃腸を温める作用があります。また唾液などの分泌を促し咽の渇きにもよいと言われています。インフルエンザ予防効果もありますが、罹患発熱した時は温性の為控えましょう。カフェインは珈琲よりも高く含まれているので不眠傾向の方は午後は控えめに。
ココア
原料であるカカオマスから「ココアバター」脂肪分を除いたもの。気を益し、不足から生じる動悸や疲労感を和らげてくれます。ココアに加えられる砂糖などの甘味は緊張を緩めストレスを和らげる作用がありますが摂り過ぎにはご用心。
ほうじ茶
使われる茶葉は日本茶と同じですが、香ばしく炒っているいることでカフェインも少なく熱を冷ます緑茶よりも胃腸に優しいので子供にもおススメです。またサッとお湯を注いでサッと飲めるのも普段用に嬉しいところでしょうか。
ウーロン茶
寒熱では中間の平性の性質を持ち、消化を促し胃の膨満感を緩和してくれます。脂肪分を分解してくれるので脂っこい食事は胃がもたれる場合によいでしょう。また水分代謝作用もあるので塩分が多くなりがちな外食時でむくみが気になる場合によいでしょう。
プーアール茶
胃の働きを助け消化を促し、お腹の張りを解消してくれます。また動物性脂肪分を吸収させずに体の外へ排出する働きがあり、脂っぽいもの大好きな方のダイエット茶としておススメです。(とは言えね)
プーアール茶は発酵茶、腸活にもよいとのこと。
プーアール茶は高級なものでは「えっ?」というお値段のものもありますが、発酵年数が長いものの方が香りも味もまろやかになるのだそうです。
麦茶
体にこもった熱を取り消化を助けるので、熱タイプ方や夏に飲むと暑気あたりを予防におススメ。カフェインを含まず子供や妊婦さん、高齢者の方でも安心して飲めるお茶です。
ジャスミン茶
イライラ怒りっぽい、ストレスによる張ったような頭痛や胃のもたれ、膨満感などにおススメです。独特の香りが滞った気の巡りを助けてくれます。妊娠中や授乳中の方は控えたほうがいいお茶です。
緑茶
体の中の余分な熱を取る作用があるので熱タイプの方にはおススメですが、冷えタイプの方は控えたほうがよいでしょう。また風の邪気(風邪)の影響を取る作用があるので強風にあたりめまい、かゆみ、しびれなどが生じた際は濃い緑茶を飲んで発汗すると助けになります。
春は風の強い日も多くなりますので、そんな日は緑茶をチョイスするのもよいですね。
鍼灸治療・鍼灸セラピー カーチャ
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