いつの頃からか夏の定番のひとつがカレー。
カレーに使われるスパイスが発汗を促して暑さ吹き飛ばす(≧▽≦)秀樹感激☆
カレーの話はまた改めて・・・今日はジャパニーズカレーと言えば“らっきょう”ということでジャパニーズカレーの世界では絶対的存在感を誇るラッキョウについて考えてみました。
酢漬けを思い浮かべるラッキョウの旬は夏だった
野菜売り場で生のラッキョウの姿を見るようになり、自分で漬けよう!と語りかけてくるので調べてみるとラッキョウの旬は【夏】でした。(知らなかったわん)
ネギ科ねぎ属であるラッキョウは温性、カラダを温める性質です。中国では紀元前から薬用として使われ日本には9世紀頃伝わり、江戸時代になると食用として食されるようになりました。ラッキョウで有名な鳥取砂丘のラッキョウは参勤交代の時、小石川薬園から持ち帰ったことから栽培されるようになったということです。
ラッキョウの効能
- 熱エネルギーを補う
- 熱エネルギーを巡らせ滞りを取る
- 胃腸の滞りを取る
血液サラサラで一躍有名になったラッキョウ、巡らせて滞りを取る働きがあります。
なので、エネルギー不足で血液の流れが滞った瘀血の状態や消化器の働きが低下して胃が重いなどの食欲不振時には助けになることでしょう。
夏場、ほとんどの時間をエアコンの効いた室内で過ごしす、水分ガブガブ、生野菜モリモリ、アイスガリガリで胃腸が冷え食欲低下、所謂夏バテ症状の方にはラッキョウおススメです。
また年齢と共に熱エネルギーが不足傾向、それにより血液の循環も低下し滞りを生じる場合もラッキョウおススメです。
但し年齢による血流低下は熱エネルギーの不足だけではなく血管内の血液も不足している場合があります。その場合中身のないところを巡らせようとすると空回りし、めまいや動機が現れることもありますので、必ず補うことを忘れずに。
夏の冷え性さんはラッキョウで改善
最近では屋外作業でもない限りエアコンの効いた室内で過ごすことが多い為、夏の冷え性組がいます。職場ではストールに靴下なんてことも。
夏の冷え性さんはラッキョウで温めて、滞りを取り除いていきましょう。
冷えが招くもの
冷えるということは熱エネルギーが奪われるということです。
熱エネルギーは気であり、気は血や水(津液)を全身に送り出す作業も行っています。
その熱エネルギーが不足することで気自身も滞ったり、気の不足によって血や水の流れが滞ります。(いいことないやん)
気が停滞すると(気滞)
- お腹が張る
- 脇腹がある
- 胸が張る
血が停滞すると(血瘀)
- 暗い肌色
- シコリ
- カサカサ
- 固定した痛み
- 刺すような月経痛
- 月経血に塊が生じる
水が停滞すると(痰湿)
- 重い
- むくみ
- 冷える
ラッキョウを控えたほうがいい人
元々熱に偏ったタイプであぢーあぢーという人や紅いデキモノのある場合、日中陽の下で作業する人
カラダがどういった状態にあるのか?自分の体質を知りたい方はカーチャまでご連絡ください。
あなたの体質診断のみご希望の方はお問合せフォームよりご連絡ください。
鍼灸治療・鍼灸セラピー カーチャ
お問合せフォーム