立冬ですが、五行秋の話
日々の出逢いに感謝しています。
私のところへいらっしゃる方は体育会系疾患の方は少なく、「最近なんだか変だな、なんだろうコレ?」とか「病院では異常が出ないけれどなんだろうコレ?」というご相談が多いです。
カラダの声が聞こえたのでしょうね。
現代医学的な機能・気質的異常がなくても、現れる様々な不調があります。
息苦しい
息苦しさ、ホントに呼吸が苦しいけれど呼吸器検査で異常が出るわけでもなく自律神経の弱まり?というような診断を頂いたりするようです。こちらでの問診表にも「自律神経」と書いてくださいますが、「自律神経がどうなった?」ということになり「いや自律神経が弱い」とお答えになり自律神経押し問答です。
秋は葉が紅葉し、美しい姿で人々を魅了し落葉となり生命の終わりを告げる時期です。
そして土に戻り新しい生命を育みまた次の生命力養います。
人も同様、次のエネルギーへ営気を養い活力を得る時です。
終わり、別れ、涙、手放しのプロセスが悲しみの役割です。しっかり悲しみ手放すこと。
どこかで見ないよう封印したり、抑圧、後悔、自責を持ち続けることで悲しみが五行・金・肺に影響し息苦しさや憂い、虚脱感、胸部の空虚感などが生じます。
体内に溜まったものを外に出すことで初めて生きるために必要な天の気をカラダの奥深くまで取り入れることが出来ます。
食べる事と同様、天の気=呼吸は人が生きる上で必要なエネルギーです。
もしぬかるみにはまって抜け出せず息苦しい思いをしているようなら、ややしんどい作業であはありますが自分の中の手放せないものと向かいあってみてください。
ほんの些細なことであるかもしれないし、なかなか重い荷かもしれませんがいつかは手放さないと前進出来ません、たぶんね。
近くで苦しんでいる人がいるならば、背中をさすってあげるだけでもいいです。
よく酔っ払いの介抱をするとき、トイレで背中をさすってあげるじゃないですか、アレですね。
以前、お話の中に亡くなった方が生きている設定でお話されている方がいました。「お別れ」が出来ていなかったようです。暫くして、実は亡くなっているということを聞きちょっと驚きました。身の回りのものもそのまま一切いじっていないということでした。
徐々に体の不調が回復してきて、お部屋の片づけをしてモノとのお別れはされたようです。
肉体である魄は肺の気が消えると無くなってしまう物質ですが、魂は想えば心の中に現れてくれます、悲しみの関係性を捨て去るということですね。
実は私も秋はちょっと苦手です。その時期になると思い出すことがあります。自分の中で何か出来ることがあったのではないか?と問いかける。そんな時期。秋だからね、悲しみを存分に受け止めて毎年毎年整理して次に行けばいいか・・・とそう思うようにしています。
以前、神父に涙をいつまでも流すのは自分の為、自分が寂しいから、相手の為ではないよと言われ無くしてまでもその人の為のGiveではないのかと自分を恥ずかしく思ったものです。
さて次の生命を生み出すために営気を養っていきましょう。
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