気温が低くなってきました。外出時は大きめストール羽織ったり、夜具を厚めの上掛けに変えたり。衣替えをしていないので(まだ?)突貫作業の日常生活です。
四十肩?五十肩?
日ごろからボディケアでカーチャをご利用くださっている方から「腕が痛い」とのお声が続き、流行り物か?と思ってしまうくらい続きました。
肩関節、前の挙上が痛かったり横の挙上が痛かったり、PC姿勢で痛かったり。
触ってみてもポイントはまちまちですが、まとめて「腕が痛い」
四十肩ってやつですかね。今回は40代半ばの方ばかりでしたので四十肩と言っておきましょう。人によっては五十肩?
40~50歳くらいでで肩を保持する筋肉が弱まりバランスが悪くなりがちなので四十肩とか五十肩と呼ばれています。
鍼灸では何らかの原因により経絡の流れが阻害され筋肉に凝滞が起こり運動制限が出ると考えます。
おやおや?と感じたらすぐに治療をすると四十肩・五十肩の仲間入りせずに済みます。こんなもんかとそのままにしておくと痛くて痛くて上がらない、力が入らない、夜痛くて眠れないと長いお付き合いになる方も多いですので、見て見ぬふりは危険です。
カラダは有限、カラダは部品交換不可となっておりますのでね。
ズキンとした痛みの原因「瘀血」
血液はスムーズに運行することが望ましいのですが、なんらかの原因により停滞してしまうと瘀血(オケツ)という病理産物になり、痛みを引き起こす原因となってしまいます。
通じざれば則ち痛む(通りが悪いと痛みがでるよ)
瘀血の原因はいろいろあります。
- 外傷によるもの(打撲や捻挫など)
- 血液不足による血流の低下
- 気の不足による押し出す力の低下
- ストレスなど気の滞りによる血行不良
- 過剰水分による血行不良
- 冷えによる血行不良
- 熱によるドロドロ血液 など
血液サラサラを意識する人は多いのですが、不足により血行不良となっていることもありますので、消費量(運動)と摂取量(食事)のバランスも大事です。
これからの時期は冷えが原因で起こる痛みにも気を付けてください。