るんるん♪今夜はリペアをお願いしていたMy ボードを取りに行ってきました。
1週間程の入院で処置して頂き、また相棒として頑張って頂きます。
さてと、先日ご来院頂いたTさん。
昨年、職場が変わり(転職です)慣れない環境で心身共にお疲れ、とのこと。
前職場のままでは成長もないと考え、労働条件は厳しそうだけれどその分やりがいはあるだろうと決断。
普段から動くことが好きで運動も積極的にしているし、肉体的には自信があったけれど、精神的なダメージが続きかなりストレスフルな状態。
休みの日は起き上がれなかったり、一度起きても気づくと床の上にのびていて半分意識はあるようなないような。
せっかくの休み、もう少し楽しみたいのに体が動かないし動きたくない。
だるだる、またはぶっ倒れている様子をみて家の人はまた寝てる!ゴロゴロ怠けているんじゃない!とか。。。(辛い)
このままカラダを酷使してまでこの職場にいる意味はあるのだろうか?
しかし、自分のためにした転職ここであきらめてしまってもいいのだろうか?
なんとかカラダの怠さをとることは出来ないだろうか。。。
とのこと。舌も脈も虚している様子。
この状態、怠けているわけではありません。
周りにわかってもらえないことはとても辛いことですが、たとえ家族といっても自分以外の人の体の痛みや辛さがわかるということはとても難しいことです。そこをどんなに訴えても訴えることが返ってストレスになってしまいますね。
(o(;△;)oなんでわかってくれないのーーー)
Tさんの主訴は怠るい。これをなんとかしたいということです。
怠さの原因はなんでしょう。
肉体疲労、精神疲労でしょう。
そしてお話を伺っていると、食事をまともに摂っていないということでした。
食べたくないのだそうです。
食べたくない原因は単に疲労により消化吸収する力がない、または消化吸収をスムーズ(ときたら肝が関連しますね)に行うために肝の疏泄という働きが必要になりますが、ストレスにより疏泄妨げられて脾が働けない→食べられない、食べたくない
食べられない食べたくないままでは労働でエネルギーを消耗しているのにそれを補ってあげるものが不足してカラダを動かす力は枯渇してしまいます。
Tさんの場合、消化吸収する力は不足しているのはもちろんですが、その原因にストレスが大きく関わっているようでした。
この場合、食べなさい!と言っても食べられないのでストレスによる鬱滞をとってあげることが必要です。
すこし散歩をするなどカラダを動かすといいのですが、エネルギーがないのでちょっと無理そうです。
でいつも帰ってきてすぐに食事ということでしたので、食事の前に入浴することをお勧めしてみました。
入浴も気血の流れを手伝ってくれます。しかし足りないものを巡らせるので長湯は禁物。さくっと済ませましょう。
それから消化のよいもの、必ず火を通したものを食べるようにアドバイスしました。
まずは少しずつエネルギーを作っていくことからはじめて欲しいと思います。
ストレスによる肝の疏泄力の低下→脾の消化吸収力低下→気血不足
ということになります。
気血の不足はよく見られる症状ですが、Tさんのようになんとかしたい!と思えればまだよいです。
もうダメ、だって動けない・・・・といつまでもこの状態が続いてしまうと家から一歩、部屋から一歩出ることすら難しくなってしまうこともあります。
世界は広い、どうぞご自分に与えられた時間を大切に思い切り楽しんで使って頂きたいと願っています。