「薬食同源」〇〇にいい食べ物

薬食同源

「薬食同源」薬と食物はその根源が同じである
現代医学でのお薬に慣れ親しんでいる我々には薬と食物(食事)は別モノとして位置づけしていることも多いかと思いますが、古くは病気治療だけでなく、予防、滋養強壮、美容などカラダにに関わることに対して天然の薬物を食物と組み合わせておいしく食べる調理法を実践していました。
現代医学の叩く治療と底上げする治療の違いです。

〇〇(疾患)によい食べ物を教えてください

自分の体質ということを意識している方は「わたしが摂るといい食物はなんでしょうか?」という質問を頂きます。健康≠食物ではない場合、「わたしに」ではなく「〇〇(疾患)」に効く食べ物であって「わたしに」の意識が抜けている方が多い印象です。

先日も突発性難聴の方から「難聴によい食べ物はありますか?」というご質問を頂きました。
TVや健康雑誌などで〇〇(疾患)には(例えば)にんじんを食べるといい!とか、まぁ情報がたくさん溢れているのでこういった質問も無理もないのですが。

当院で多い突発性難聴でも耳を養うものが◇不足して発症しているもの(虚症)◇耳の循環を邪魔するものがあって発症しているもの(実症)があります。また◇足りないものがあるがゆえに邪魔が生じる/邪魔するものがあるから不足が補えないという虚実狭雑というちょっと複雑な場合があります。

難聴に限ったことではなく個人の状態、タイプによって日に2~3回は摂るであろう食事で摂ったほうがいいもの摂らないほうがいいものが変わってきます。
言葉の使い方なので「難聴にいい食べ物はなに?」という質問には「あなたにとって今必要なもの・不必要なもの」としてお答えしています。

家族は同じ体質ではない

通常家族で暮らしていれば食事は家族一緒のものを食べているでしょう。小さなお子様がいればお子様向けのメニューかもしれないし、ご年配の方がいらっしゃればそちらに合わせたメニューになっているかもしれません。
ですが、今なにか不調を抱えているのならば家族一緒のメニューも少しだけ工夫して自分に必要なもの・不必要なもの対策を取り入れていくことをおススメします。
「忙しくて自分だけのメニューなんて考えられない」確かなご意見です。
その場合は今の状態に合わないものを何気なく摂っている方も多いので、まずは不必要なもの合わないものをやめてみるというのはいかがでしょうか。
体調のすぐれない時は、会食など自分の都合で選べない時以外は意識して取り組むことをおススメします。実際に実行される方とそうでない方は改善具合はホントに違ってきますからね。

中学生のお子様が難聴を患い失調レベルから回復した際、鍼灸治療+お母さまの食事の工夫で今まで苦手だったものを食べたり、合わないものは控え無事回復されました。親子連携プレーでの完治です。
男性の方ですと奥様に協力して頂いたりするとやはり回復力は高まります。
女性・特に家族の為に自分が食事の支度をする場合ですと家族中心となりますが、改善取り組み中は自分のことも大事に考え協力してもらいましょう。家族と言えども個々体質は異なりますからね。

ダイエットも同様です。年明けに脱パクパクモード大作戦メニューをご提供しました(終了しました)が、糖質の抜き方、摂り方、その他摂ったほうがいいもの摂らないほうがいいもの微妙に違ってきます。現在進行形ながら下降曲線を描いている人はこの辺りをしっかり実行されています。

私事ですと、顔にプチ・プチ・プチと白いニキビの硬いものがあれここにも?あちらにも?と出来ていたので牛乳をやめました。霰粒腫が出来て以来乳製品(ヨーグルトやチーズ)は取っていなかったのですが、日中珈琲を飲む場合インスタントということもあり、つい牛乳で割って飲んでしまうことが多く、やめてみました。結果プチ・プチ・プチの悩みは改善しつつあります。動物性乳製品の分解が出来ずらいのでしょう。(消化系の弱まりですね)この場合乳製品や牛乳が悪者というわけではなく、今の自分の体質に合っていないそれだけです。

食養生は特別食ではない

食養生はとんでもなく遠方からお取り寄せしたり、けったいなものを食するものではなくて普段スーパーで見かける旬のものから選んで偏りのなく頂くことが養生に繋がります。
ただ体調がすぐれない点があるならば、少し工夫と智慧が必要だよということです。

カーチャでは鍼灸プラスご自分でのケアをひとつの治療として考えています。参加型です。ごろっと寝ていればピタリと治る、とはいかないのが現実。
カラダはそれほど単純ではないのです。
消防士さんが消火活動をしている傍らから火を投げ入れていてはいつまでたっても鎮火しないですよね、カラダも同じです。

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