「降るのか降らないのか?はっきりしておくれ」と思うような日が続きますともう少し上等な折り畳み傘を買おうと思いつつ、毎年梅雨が終わってしまうので今年こそは軽くてかさばらないけれど折傘の割に丈夫よねという折傘に出会いたい白鳥ともみです。
五行・土-五臓・脾-五気・湿
好きな季節といえば春・秋を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?春は好きという人と同じくらい苦手とする人も多い季節かな(カーチャ調べ)秋は好きな方が多いですね。
夏でも冬でもなく春・秋を上げる人が多いのは陰極まるでもなく陽極まるでもなく、暑すぎず寒すぎずの季節だからでしょう。
そして四季の中には加えられない半端な梅雨時期。五行の分類では土と関連して考えますが、おや?木(春)-火(盛夏)-土(長夏)とあり日本の四季の流れと合いません。
中国では夏の終わりから秋になるかならない頃、日本の梅雨時期のような夏の暑さの残りに湿気を含んだ気候になり、秋の前がこの長夏にあたりこの順序になっているそうで日本では梅雨時期を五行の土に当てはめて考えています。
この辺りは柔軟に考え季節を問わず湿気の多い環境では土-脾への影響を考えます。
頭は柔軟に使うべし。
五臓・脾と梅雨・湿気
梅雨時期は五臓の脾と関連深い季節。そして湿を嫌い湿を苦手とするのが五臓の脾です。(これはそういう性質なので仕方なし)
五臓の脾は五行の土のグループに属しています。そして五行の関連図では丸い円の一部になっていますが、もとは土は中心をなす存在です。
カラダのバランスを崩した際(体調不良)、脾胃(土に属する)丈夫なら予後まずまずと考えます。人間食べられるならばカラダに必要な物質を作り出せますので立て直しがきく、というわけです。またお薬も効果を現しやすいと考えます。
治療の際、食べられるか?食べられないかというのは重要なポイントで食欲不振または食べられるけれどカラダの基本物質が作られていない状態であればまずはそこから改善していくことになります。
重要ポジションの土-五臓脾と関連する今、ちょっとカラダの調子が・・・と感じている人はカラダの土台が弱っているかも?ということも頭の片隅において梅雨の過ごし方を見直してみましょう。
口にするものはひと肌
ひと肌ってどのくらい?
口に入れた時に「冷たい!」と感じない程度。熱々でなくてもいいのです。内臓は温かいものですから、いきなり冷たいものが入ってくるとびっくりしてしまいますし、温かい環境で働くように出来ているので処理できません。すると不良品を生み出してしまうようになります。それが湿邪と呼ばれるものです。
人間のカラダは自然界の一部ですので、「雨が降って湿気があってベタベタしてあー不快」
と感じる状況を自ら作り出さないためにもひと肌で五臓の脾を労わって過ごしてください。
今日はこれが普通だからという人と根本から見直したいという人がいらっしゃいました。
“普通”に関しては先日書いたブログ
ご本人がよいと思っていることを曲げるつもりは毛頭ございませんが、そのフツーに関してアドバイスはしております。その上でで「フツーだからいいのだ」も勿論ありでございます。
でもちょっとやってみようかな、根本から見直してみようかなと思っているのなら一緒にカラダづくりをしていきましょう。
鍼灸治療・鍼灸セラピー カーチャ
横浜市中区山下町276-5 ル・グラン元町903
アクセス⇒☆
JR根岸線石川町駅徒歩5分
みなとみらい線元町・中華街駅徒歩10分
予約⇒★