相談が増えていますよ顎関節症

2022年8月30日

涼しくなりホッとするものの・・・過ぎゆく夏に寂しさを感じる8月の終わり
皆様いかがお過ごしでしょうか。

このところ続けて顎関節症のご相談を頂いています。世間の情報に疎いものですからなんだろうな？と思ったら「スマホ顎関節症」がTVなどで取り上げられていました。
以前からある疾患ですがこのところ急増しているとか。

顎関節は上顎骨と下顎骨からなる関節で頭蓋の唯一の関節
頭蓋は脳頭蓋と顔面頭蓋がありますが、脳頭蓋は割れた器を修復したように繋がれていて顔面頭蓋は顎関節でカチンとはまっています。

脳頭蓋と顔面頭蓋、現代の人間は直立歩行であること、柔らかいものを食べるようになったことそして更に頭ばっかり族になったことも動物に比べ顔面頭蓋の占める割合が低くその分脆く不調が生じやすくなっている、とも考えられます。

スマホ顎関節症はリモート生活になりスマホを見る時間が長くなったとか、長時間同姿勢でいることが要因で頭の位置が下がることで下顎が滑ってズレてしまうそうです。
あとは頭自体を支える筋肉の緊張や食いしばりによる頭部筋肉の緊張とか、色々でしょう。

鍼灸院では今に始まったことではなく、突発性難聴やめまいに関する相談の多いカーチャではこれらの症状にプラスして顎関節のクリック音があったり、開口しずらいなどがみられることも少なくないです。

顎関節症、突発性難聴、めまいなどが生じている場合、頭部、首を支える筋肉、背中の筋肉の緊張が強く通常の肩こりとはまた違ったしぶとい頑固な硬直具合です。我慢筋といわれる側頭部の痛みや張りを感じる頭痛に悩まされていたりします。

お寿司が食べられない（あのちっこいサイズでも無理）からフランスパンが噛めないまで症状は様々ですが、噛むことは第一の消化であり、噛めないから液状食（スープとかゼリー状とか）では消化機能が弱まり、それは五臓・脾胃の弱まりとなりエネルギー不足を招きます。

なんとなく怠いからなんとなくゴロゴロしたいなんとなく横になっている

なんとなく瞼が重いなんとなく眠い

なんとなく物を落としやすいなんとなく躓きやすい

などの症状が出ることもあるでしょう。

これら気の不足は外から刺激にも弱くなる（衛気不足）ので季節ぼ変わり目（ナウ）に体調を崩しやすくもなります。

パーツをみる現代医学では“今そこ”だけに着目しますが、まるっと全体を見る東洋医学では不調は発病から発展しひとつがふたつ、ふたつがみっつ・・・とカラダ全体へと繋がると考えます。（だから予防、未病が大事です）思い返すとあの頃からどうも体調が、ということもあるでしょう。それは疫病神に取りつかれた、星回りだから、でもなくほんの些細な不調を見過ごしてしまったからかもしれません。スマホ顎関節症、「コキっ、カクンっする」だけとほおっておかずに手当してあげましょう。鍼灸適応疾患です。

おススメメニュー

心身共に疲れている、ストレスフル、頭・首・背中までガチガチ凝りには
ホリスティック鍼灸セラピープラス鍼灸治療
120分　15000円

首肩の凝り、筋を傷めやすく首が回らなくなりやすいなど首肩中心に辛い
鍼灸治療90
90分　9500円

初診時、または6カ月以上治療が開いているリピーターさんは別途カラダカウンセリングとして3000円頂戴いたします。

突発性難聴　メニエール病の鍼灸治療（一日でも早い治療がおススメ）
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