カーチャにご来院される中でも多い疾患、突発性難聴。突発性難聴専門と思われている方もいらっしゃいますがそんなことはなく様々な不調やリラクゼーションを目的にご利用頂いております。ただ突発性難聴専門の治療院に在籍していたこともあり、鍼灸師になってから最も関わりの多い疾患ではあります。
突発性難聴、耳の疾患ですが鍼灸ですとパーツで観るのではなく体全体を観ていきます。難聴に伴う耳鳴り、耳閉感、めまいも併せてみていきますし、そこに至るまでの不眠とか頭痛とか頭重とか肩こり(尋常じゃない凝りが特徴)、月経にまつわるあれこれとか食欲排尿排便までまるっと体の状態を見ていきます。
体はパーツで成り立っているものではないので、繋がりがあるのです。
突発性難聴は
「ある日突然前触れなく発症し片側の耳に内耳の聴神経で起こる感音難聴のうち原因が不明のもの」と言われています。眩暈が伴う場合はメニエール症候群と病名がつきます。
主な治療はステロイド点滴または内服、血液循環改善薬、ビタミンB12 、その他高圧酸素療法やブロック注射をされる方もいます。
原因不明というところが最も不安を引き起こさせます。しかしですね、前述したようにそれまでに病気という病名をもらえる症状ではなく、日常を壊すほどでもないけれどというカラダの変化は何かしら出ていることが多いです。あとは頑張れちゃう自分、我慢できちゃう自分。というか頑張らせちゃう自分、我慢させちゃう自分が見て見ぬふりしてきたとか。
立春あたり、春の陽気が高まってくる頃に発症することも多く、入院したり、内服したり・・・3か月くらい経ってもいまいち治りが悪いとなり、鍼灸はどうだ?となることも多いです。聴力は戻っても耳鳴りとか閉塞感が取れないとの訴え。入院中は無理ですが(と言っても以前は入院先からいらっしゃる方もいました)病院の治療との併用は可能ですので早めにご相談ください。
片側(基本的に突発性難聴は片側罹患)がダメなら反側があると過ごしていたら健側にも違和感と言って駆け込んでくる方もいらっしゃいます。また以前よりも突発性難聴というものが知られるようになったからか、インターネットでの情報過多によるものか誰でもなるものなのか、とそのままにしておくケースも少なくないように感じます。耳は加齢症状が出やすい部位ではありますが、加齢と関連する五臓・腎を助ける肝の影響もあり、目の使いすぎ、ストレスなども影響してきます。(肝腎同源)
耳の不調は他のものと比べると周囲にわかってもらえないものです。色形が変わるわけでもなく入院して退院すれば完治したと思われたり。自分だけこんなに辛いのに誰もわかってくれないと鬱っぽくなりがち。
他人の事は例え同じ疾患だとしても冷たいようですがわかりません。同じであって同じではない。同情されても治るものでもないです。わかってもらえないからと嘆くことはないのです。守ってあげられるのはあなた自身ですからね。
鍼怖いとおっしゃいますが、注射針は薬を注入するために針がに空洞がありその分太さが必要となっています。鍼は空洞分がないので注射針の1/10くらいの太さ、先は尖って見えますが実は丸みを帯びて刺入時の刺激をまろやかにさせています。日本の技術は素晴らしい。
そうは言ったって皮膚に刺入はしますからね、ちょっとはチクっとしますね。でも針ほど鍼は怖くない、と思います。
突発性難聴 メニエール病の鍼灸治療
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ホリスティックヘッド鍼灸セラピー
鍼灸治療・鍼灸セラピー カーチャ
横浜市中区山下町276-5 ル・グラン元町903
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みなとみらい線元町・中華街駅徒歩10分
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2019年10月1日より施術費改定しております⇒☆
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2月の健幸養生便
2月4日号「北枕」
2月11日号「ニラレバ」
2月18日「方位取り」
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