今年の秋季はどうしたものか、また豪雨の一日を迎えました。被災された地域へ国からの援助金は微妙なラインで線引きされ援助を受けられないと聞きました。こういう時こそ義援金やクラウドファウンディングで集め届ける仕組みになってほしいです。
秋は五臓の肺と関連 五気は燥
このところの雨量を考えるとしっくりきませんが、秋は金ー肺ー燥と関連しています。
秋と関連する肺は少し潤った状態を好み乾燥が苦手。これにより呼吸はスムーズに行われ発声する事ができますし、肌もぷるんと潤いベールに包まれ外からの邪気の侵入を防ぐ役割も担えています。
肺は五臓の中でも一番上部に位置し、外界と繋がるところで、「風邪ひいた」と言えばまず肺と関連する鼻・喉や肌で感じます。鼻、喉に違和感を覚えたり肌にぞくっと感じたりした時点で対応しておけば、風邪というものは2~3日で治るものですが、出遅れてしまうとカラダの内側に入り込みやっかいなことになります。
体の玄関口の守り役である肺の機能が低下していると次から次へと外から邪気が侵入しやすくなり雨が降れば湿気が邪気となり、気温が低くなれば寒さが邪気となり、部屋の中の乾燥が邪気となり、暖房による熱が邪気となり、となんでも侵入しやすくなり邪気オールスターズ勢揃いです。秋にひいた風邪で春先までぐずぐず調子がイマイチという方も毎年お見かけします。
五臓・肺を清らかに
ちょいちょ風邪をひく
日頃から風邪を引きやすい方は、乾布摩擦がおススメ。乾布摩擦と言っても裸になってたわしでごしごしではなく、朝起きた時に手先から心臓にむかって、足先から心臓に向かってさっさっと擦る程度でOKです。
食材では椎茸やもち米、納豆、味噌などの発酵食品もおススメです。但し!絶賛風邪引き中はこれらはNGです。
パリパリ乾燥タイプ
乾燥から身を守ることも大事。肌の乾燥であれば保湿クリームで済ませてしまいがちですが肌は内臓を映す鏡でもあり、肌が乾燥しているということは内側も乾いている可能性大です。
- 口や唇が渇く
- 喉がイガイガする。
- 喉に引っかかる感覚。
- お小水が少ない。
- 便が硬い。
内側の乾燥も疑われる方は内側から潤していきましょう。秋の旬ものは潤うものが多いので旬ものを有難く美味しく頂戴しましょ。
【肺を潤す食材】
やまいも、アーモンド、銀杏、松の実、落花生、白きくらげ、れんこん、杏、無花果、柿、干し柿など
季節にあった過ごし方で健幸ライフを楽しんで!
鍼灸治療・鍼灸セラピー カーチャ
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