夜に届いた地震・津波速報。東日本での津波の記憶が蘇り直接被害に遭っていない者にとっても胸の痛み、現地の方々は眠れぬ夜を過ごしたことでしょう。
まだ大きな揺れが発生しているようですので、どうぞ身の安全を第一にお過ごしください。
60代の方からの突発性難聴のご相談も多くあります。
過去40~50代で一度罹患されていることが多く、再発というよりも完治していないことから悪化しているケースや慣れてしまった耳鳴りとは違う耳鳴りの発症など。
突発性難聴は現代医学でも“時間が勝負”と言われています。発症から数年経過したものを完治させることは正直難しいです。
ですが、今ままとは違った耳鳴りや聴力は一度回復していたものが悪化した場合はみなさまのがんばりもあり、完治している例も多くなっています。
完治まで半年かかることもあれば10回以内の治療することもあります。
その違いはやはり
エネルギーを作り出す消化吸収の働きを担う脾胃です。
健やかな脾胃の為に
ひと肌習慣
前回のブログでも書きましたが口にするものをひと肌にするだけでも脾胃の負担を減らしカラダにとって必要なエネルギーを作り出すことが出来ます。
考えても答えの出ないことは考えない
ん?考えることと脾胃の働きとなんの関係があるの?と思うかもしれません。
実は思い悩むことは脾胃を傷つけます。
土-脾-思(五行色体表参照)
あーでもないこーでもないと自分ひとりで考えても解決策の見つからないことってあります。大抵のことは相手ありきですからね。また欲しいものが手に入らない悩みなども思っているだけでは手に入りませんが、こうならないかな、こうなってくれるといいなとシミレーションばかりしてして悶々する。こうした思い悩むことは脾胃を傷つけ必要なエネルギーの産生を妨げてしまうことにもなります。
ダイエットの呪縛
「痩せたい」と思ってまずすることは食事制限ですが食事制限をすることでエネルギーを生成する脾胃の働きを弱め、働きの悪くなった脾胃は不要産物を作り出す為、量は食べていないのに痩せないどころかなにやら邪魔なぷよぷよが身を纏うようになります。そして食事制限をする人に限って少しの甘いものを欲します。
甘味は脾胃を助けてくれますが、それは穀物や野菜などに含まれる甘味であって菓子類による甘味ではないのですが、弱っていると手っ取り早くエネルギー変換される砂糖からの甘味で片づけようとしてしまいがちです。弱っている時に寄って来る詐欺師みたいなものです。
勿論食を楽しむことも大事ですが、詐欺師に騙されて栄養失調みたいな状態になり、エネルギーを作り出す脾胃を弱めてしまわないように賢く付き合いましょう。
難聴の方のご相談を多く頂くカーチャでありますが、脾胃には必要なものを持ち上げるという任務があります。脾胃が健やかであればカラダに必要なエネルギーを作り出すことが出来、上部にまで届けることが出来ます。耳は上部の感覚器の中でも一番遠くに位置していますので持ち上げて耳を養うエネルギーを届ける脾胃を労わることも忘れずに。
難聴にとってよい食物は?との質問も頂きますが、
- どのくらいのものを食べているか?
- どんなものを食べているか?
- そして消化吸収力は健やかなであるのか?
カラダのバランスを崩した時はこれらのチェックが必要ですよ、のサインでもあります。
プラスよりも“今”の自分の状態に合っていないものを減らすことの方が近道であったりします。
体調不良を感じたら早めの対応が解決の鍵ですが、特に突発性難聴は発症から一日でも早い治療の開始をおススメします。
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