昨晩、ドン!って誰かが跳ねた?という振動を感じた後、熊本での地震速報
熊本に住む友人からは一晩車で過ごしたけれど無事と今朝連絡をもらいホッとしたものの
未だ余震が続いている様子。
震災に遭われた方々被害に遭われた方々安心した生活に戻られることを祈っています。
風邪を引いてから咳だけが取れないとか、いつの日からか咳が続いているとか
大人の咳を見かけることも多い今日この頃。
痰が伴うのか?
空咳なのか?
夜に酷いのか?
気温変化(室内外の移動など)で出現するものなのか?
ごっほごっほとむせ返る程なのか?
コホコホと小さい咳なのか?
色々ありますが、咳止めと痰取りのお薬を処方されていることが多いようです。
痰には有形の痰と無形と痰とありますから、痰取りもいいのか悪いのか?
ドクターでも薬剤師でもないのでなんとも言えませんが、この薬でいいのかなぁ~と思うこともあります。
鍼灸師として考えると
咳ですから、まず五臓の肺が関係していると考えます。
エネルギーは大気中の清気と飲食物によって作られる、と考えます。
エネルギーの元である大気中の清気は五臓の肺が呼吸という形で取り入れます。
すぅーっと吸って下に降ろしています。
肺が何らかの原因で下に降ろすという作業が出来ないと「咳」となって現れます。
肺の気が不足して逆行しているならばそれを正常に戻します。
肺はミストのようなちょっと湿った状態を好みますので、肺が乾いて正常に働けない場合潤いを補充する必要があります。
これに対して痰が肺の働きを邪魔している場合は痰を取り除きますが、痰を作るのは脾の仕業(正常な生業ではないのですが)ですから、脾の機能不足ならば不足を補い、また痰を作るような習慣があればこれをなくし、痰を作らないようにしていきます。
ストレスによる逆行も考えられます。
疲労や辛い物の取り過ぎによる潤い不足も考えられます。
飲酒過度、濃厚な食事を好む、水分の取り過ぎによる痰の出現も考えられます。、
消化吸収力の低下による痰の出現もあります。
咳が現れる原因も色々ありますが、咳が長く続くことで肺が弱まり、エネルギーである「気」の主でもある肺が弱まるとカラダ全体に影響が出たり、外界とカラダの間を守る肺が弱まっている状態ですと外からの邪気の影響を受け易く風邪を引きやすくなり、ますますカラダが弱まってしまいます。
なにより苦しいですしね。
検査をしても異常がみつからない、お薬を飲んでいるのになかなか止まらない。
という方は生活習慣もちと見直してみましょう。