朝の気温はマイナス表示の1月最後の週末いかがお過ごしでしたか。 来週末は立春を迎えます、まだなんとなくぼんやりと過ごしている私と同族の方、2018年の進む方向を固めていきましょう。(←自分を励ましている感じ?)
また雪降るんですかね。今週の天気予報に雪だるまマークが出ています。
余分なもの、使えないもの。不要なものにカラダの流れを阻まれ現れるカラダの不調を実証といいます。実証は阻んでいる原因を取り除いていきます。
タイプ3 むくむく ずっしり
- むくみが気になる、むくみやすい
- カラダが重だるく動きたくないことがある
- 梅雨時期や湿気に弱く、頭がぼぉーっとしてやる気がなくなる
- すっきりした汗がかけない
- 水分量は多いほうだ
- 濃い味、こってり系を好む
- アルコールは毎晩取る
- 頭が重いことがある
- 回ったり大きくよろけるようなめまいがある
ざくっと見て水と関連するのがお分かりいただけるかと思います。
水は水でも残念ながら使えない水です。水のイメージとしてはぽたぽたとかぷよぷよとかぷにょぷにょとか?水が溜まっているので重いというのが特徴です。
頭が重い、足が重い、体が重い、おなか周りがぽにょぽにょ、足がどっしり。。。
そんなイメージです。
こういった症状が出ている場合は水(津液)が邪気となった「痰湿」が原因とされます。
水(津液)は全身を潤し、栄養を与え鎮静させる
こちらで書いていますように、潤いがないとカラッカラです。美しさにも潤いは必須ですから潤い潤い潤いと唱えるように水分摂取を怠らない人も多いかと思いますが、取りすぎて処理できないと使えない水と化し「痰湿」という邪気になってしまいます。
これがなかなか手ごわい邪気なのです。
私汗かかないので
汗をかけない人がいます。潤い不足によってかけない場合もあります。ご高齢の方などは潤い不足になりやすいので夏など熱中症にかかりやすいとも言えます。ですが、ぽたぽた「痰湿」タイプの場合は肌の表面に「痰湿」が滞っていることにより汗がかけないということがあったり、潤うものを補充しても肌表面まで届かず乾燥肌を招くこともあります。
今の時期ぽちゃぽちゃ、浮腫むけれど肌乾燥という人はこのタイプかもしれません。
こってり系は痰湿になりやすい
油っぽいもの、脂質を多く含むもの、甘いものなどの取りすぎは痰湿が溜まりやすく(メタボちゃん要注意です)冷たいもの、生ものなども痰湿を産み出す原因となります。
痰湿タイプは動こう
むくむく、ずっしり、ぽちゃぽちゃを感じるならば、動くのは億劫、面倒くさいと思考にも痰湿がこびりついていることがありますが、脱痰湿するならば動きましょう。
冬はおこもりしていたいーとコタツの中で丸まっていることに幸せを感じているかもしれませんが、それではどんどんドロドロになってしまいます。
冬は寒い分カラダを温めようとカラダスイッチが温・オンに切り替わりやすいのでガッシガッシとウォーキングに出かけましょう。ジムでマシーンと戦うよりも全身を動かすことをお勧めします。
水の働きはとっても複雑でどこに溜まっているかによっても出る症状が異なります。
ザクっとですが、水と関連する五臓は肺・脾・腎(三焦もありますが)
- 肺に溜まりやすい人は顔が浮腫みやすい、肌や呼吸器に表れやすい。
- 脾に溜まりやすい人はおなか周りはぽちゃぽちゃしているけれど手足はスマートとか。
- 腎に溜まりやすい人は足がむくみやすいとか。
治療の際、なかなか一筋縄に行かないのが痰湿タイプとも言えます。
私も治療の際いろいろな角度から観察していますが、複雑です。
水分の取り方、食事は個々人合うもの合わないものが異なりますので、目的だけに着目した情報に惑わされないように。