前回「ホールタトリタン」の記事を見て
秋だから“辛味”なんですね!(*゚▽゚)ノ」と。。。ご感想頂きました。
毎度お馴染み五行色体表の五味の部分を見ていくと・・・
五行「金」の縦列
五季「秋」五味「辛」とあります。
でもね…秋だから辛いものを食べよーーーーということではないのです( ̄▽ ̄)
金に属する五臓は「肺」
辛味は適量摂れば肺の主要な働きである宣発(体に気や津液を散らす)の助けになります。
しかし過剰に摂りすぎると散らし過ぎてしまい、肺の働きを弱めてしまいます。
辛味の物をたくさん食べると汗をかく経験があると思いますが、発汗は津液の消耗になりますし共に気も出てしまいます。
肺は気を主るとされますが、肺気が不足すると弱々しい声、浅い呼吸、ため息、やる気が出ないなどが見られます。
また肺と関連する肌膚の潤いが不足すると乾燥、痒みが出たり、バリア機能が弱まると邪気が入りやすくなってしまいます。
何事も過ぎたるは及ばざるが如しでございます。
キムチにご飯という組み合わせは理にかなっていると思いますヽ(*^^*)ノ
キムチで発散、お米で気と津液を補充(^.^)
やがちゃんキムチの矢ケ崎さんからのアドバイスではキムチの後にジャスミン茶や緑茶を飲んでおくと翌日臭いも気になりませんとのこと。
なるほどーーー
個人的には普段大蒜を食べ慣れない為、久しぶりに大蒜さんが胃に侵入してくると焼けます。
大蒜は生では熱性、温める力が強いですが、食べ過ぎたりもともと熱に傾いている人は熱邪となってしまいます。
ということで食べると胃が焼けるという人は緑茶で熱を冷ますといいのではないでしょうか?
また普段からストレスフルで鬱積しているという人は辛味を欲するのですよね、そういう方はジャスミン茶をチョイスするのもいいですね。
<おまけ>
辛味というと食べて「辛い(≧∇≦)」と感じるものだけをイメージしがちですが、大根や葱、韮、春菊、ニンニクの芽、パセリなども辛味の仲間でございまする。
潤い補充の季節ですので辛味を摂るときは散らしすぎないように、補うものも一緒に摂りましょうね。