真っ赤に燃えた太陽だから~な夏
枯葉散る夕暮れは~な秋
秋、ちょっと感傷的な気分になったり気分が落ち込んだりどうしたんだろう
やる気がない、動的なやる気の無さとも違う
秋は五行・金に属し五志(怒・喜・思・悲/憂・恐/驚)は悲しみや憂いと関連します。
秋の枯葉を見ているとなんだか涙がこぼれてくる、感傷的、プチ鬱になる方もいらっしゃる季節
秋だから仕方ないです、泣きなさい涙で浄化しましょう。
と寄り添うこともあります。
以前高円寺の商店街に「愚痴聞きます(無料)」と看板を出して座っていた人がいましたが(今も健在かな)
あれは心理学の学生だったのか単なるボランティアだったのか、側を通ると誰かが座って話を聞いてもらっていました。
ただ聞いて欲しい話すだけで気がまぎれるということもあります。
それは友人知人、自分の知らない人にただ話したい聞いて欲しいというより話したいな気がします。
この段階で解消すればそれはそれでよい
落ち込みより少し深い、鬱傾向になり体調に不安を感じそこから抜け出したいと思った時、時間とお金を使って治療にいらっしゃいます。
本来は活動的な方が多いように感じます。なのに動けない、心が動けないから体がついていけない。
心身一如
季節的に考えると五臓の肺は気を主ります、そして五行・金・肺の気が弱まると気が消える
エネルギーが消える意気消沈。あるべきものが消える悲しみ
心・精神の状態は五臓の心と関連します。そして五臓・心は季節では夏と関連。暑い夏の日が長く続き、暑さ・熱によって気や潤いを消耗します。夏の間に秋に備えてあれやこれやしておいた方がいいよ、とお伝えしていたのですがね、ですがね、ですが今起きていないことを想像するのは難儀なこと。ご本人もやっておけばよかったなぁ(ぽそり)
そして心と肺は共にカラダの上部に位置し、影響し合っています。夏の後訪れた草木枯れる秋にあれこれ不足したままですとあなたの心身は枯葉を踏みしめた時のシャキシャキぱりぱり状態です。いい音なんだけど
肺は呼吸をする器官、そして呼吸することで得た「気」を全身に散布させています。
この散布が肺が乾いた状態だとうまくいかなくなり気を取り入れられない。
肺は乾いた状態が嫌いです、苦手です、働けません。
ポソポソ声が小さいハリがない、空咳こんこん、汗かかなくなったら途端に肌かさかさ(それは潤いじゃなくて汗だった、湿気だった)という方、外から内から補水
気分をリラックスさせるために呼吸を意識して深い呼吸をしましょうと言われます、しかし乾いた肺の状態ですと働く「気」がないのでそれも苦しい。まずは肺が働けるように整えてあげましょう。
秋の旬モノは気や潤いを補ってくれます。新米も出ていますね。炭水化物ダイエットとかしている場合ではなーい。
食べる気力もなければ一度に一人前食べなくても小分けにして全体量を減らさないようにしましょう。ダイエット!と量を減らしたところでちょっとだけ甘いものって手を伸ばすようになるのですから
感傷的に落ち込む、鬱っぽくなるって時、「気」が不足しているので多くのことは出来ません。自分の身を養うことに専念しましょう。一番身近な存在ですから。
感傷的になる秋、どこからかわからぬ悲しみ
それを救ってくれるのは誰かの潤いある言葉かもしれないし、一個の梨かもしれない。
心が疲れたら体を養ってね
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