毎日暑いですね、夏だものね。夏の夕陽が綺麗です、
みなさま健やかにお過ごしでしょうか。
暑いと汗をかきます。体が熱で煮えないように冷ます為ですね。
五臓・肺がシャワーのように散布してくれています。
（↑ここポイント、また別記事で書こうかな）
東洋医学でいうところのこのシャワーミストは体の潤い成分ですが、潤い成分は血（血液）の成分であり、汗をかくことは血を消耗していることにも繋がります。「汗血同源」
なので過剰な汗をかくと貧血で倒れたり、ひどいと白目をむいて失神したりすることもあるのです。
五行色体表に五液とあり、五行-五臓ごとに体の液を対応させています。五液「涙・汗・涎・鼻水・唾」汗は五臓・心と関連し、五臓・心は血の大元締めであるゆえです。
五臓・心は神を蔵する
神とは自身の心の安定を見守るようなもの。
この神は血が充分にあってこそ、安定していられます。心が傷つき心のオアシスを失うことで精神が不安定になったりします。また暑さにより過剰に汗をかくことでも潤い・血を消耗し精神が不安定になる、ということもあります。
ここ数年の生活の変化は人間関係、生活環境など心への負担を受けた人も少なくないようです。また今年は急激な夏の暑さがやってきて暑熱に襲われたりと心のオアシスが枯れ枯れで、どこか落ち着かない、不安感、気持ちが萎える、眠れない、胸のあたりがそわそわする、外の世界が嫌（音、視界、人など）などをうかがう機会も増えています。秋鬱なども聞かれますが季節の流れと体は密接な関係にあり、秋に現れる症状は夏が大切です。
心に余裕なくギスギスカッチカチだと思考・感情が固定して1+1=2しか認めないではこの広い社会ではとても生きにくいものです。自分で自分の世界を狭めてしまう。
心はコロコロ、プルプルしている様子からココロと名付けられたと聞きます。
ぷにゅぷにゅ柔軟性があり、色々な形状にはまれるようなぷにゅぷにゅした感じがいいのではないかなと思うのです。
汗、潤い、血を消耗する季節ですからしっかり食物から栄養を補給する。人のエネルギーは天の気（呼吸）と地の気（食物）です。失った水分は「水を飲む」だけでは補充されません。日本人の主食である米は水で炊きますから水分を充分含んでいますし、野菜には体の細胞を潤す水分が含まれています。タンパク質は血を作ります。「食事」をすることが大切です。
食べられない、食欲がないほど枯れている場合は食べる、消化吸収できる体を作ることから治療を行います。
鬱々して何もしたくない、何処にも行きたくないという人はおにぎりを作ることに集中してみましょう。
ホントに何もしたくない人にとってそれはとてもしんどい作業かもしれません。ですが自分の為にここはいっちょ！頑張ってみましょう。
焼き鮭（瓶詰でもいい）ツナは血を補充してくれます。梅は潤いを補充してくれます。出来れば具を加えたいところですが、ホントにしんどい、ならただ握る。一粒一粒優しく包むように。集中して一粒入魂です。
食事の大切さを伝えているカフェで頂いたおにぎり、ホントに美味しくて心豊かになりました。私もこんなおにぎりを作れるように一粒入魂、心掛けます。
大人になってもおばちゃん・おじちゃんになってもばあちゃん・じいちゃんになっても一日一日丁寧に育てていきましょう。
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