びっくり！ぎっくり腰

2022年2月10日

今週に入り眩暈のご相談が続いておりますが、そこへびっくり、じゃなくてぎっくり腰で週末までに治したいというご連絡、ねじ込みました。寒さで筋肉縮こまったところに負荷をかけたらしくなにをしたわけでもないのにぎくっとね。
私も脂汗を流した経験があるので、その辛さはわかります。わかりますが私の辛さとあなたの辛さが同等かはわかりません。とりあえず辛いですね。びっくり、じゃなくてぎっくり腰

歩くのはびくびくですし、車の振動もびくびくですし・・・びくびくしながらなんとかご来院されました。

ちょっとの刺激もびくびくですがなんとか歩けているようです。
こういったぎっくり腰（腰椎捻挫）の場合3回続けて治療をすることをおススメしています。

1回目：接触鍼といって刺さない手技で炎症をとり、パルスといって鍼にコードを繋げて筋肉の緊張を緩めていきます。浅い刺鍼でも深部に届きます。

2回目：状態によりますが1回目同様

3回目：炎症が取れていれば灸頭鍼といって鍼に大きなもぐさを付け温めて血行を促進し（気能行血）痛み物質を押し流します。血は気を背負って流れ全身に運んでいます（血能載気）。血が流れることで気も充実。煙が出るので燻されている気がするといいつつ、灸頭鍼がいいとおっしゃる方灸頭鍼ファンもいます。

だいたいはこんな感じで、下肢部のほぐしや軽いストレッチを加えていきます。
足首が硬い人は日ごろから足首のストレッチと足指のグーパーなどして血行をよくしてあげることも予防になります。腰に不安がある方もない方も寒い日は寒の気が筋肉・経絡に侵入して動きをストップさせるので腹巻やスパッツ・タイツなど、肌を覆って隙間を作らないようにお過ごしくださいね。

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