一月十五日 小正月
豊穣、無病息災を願って邪気祓いの力を持つ赤の力を借り、小豆を食べたり紅白の餅(餅花)を食べたりする。
五行で赤は火に属し、五臓の心と関連します。血(ケツ)は五臓・心にいくことで初めて赤くなり血として栄養物となります。五臓・心は神を主るところであり、崇高な存在。神は赤い血を得て安心していいられます。赤の持つパワーが自分の中の神を強め邪気払いに繋がるのかもしれません。赤いパンツ・・・いいのでしょうね。
邪気、あまり楽しいワードではありませんね。
邪気、邪悪、邪心、邪道、邪魔、・・・
東洋医学では清らかな体を養うものを「正気」、体にとって病の要因となるもの「邪気」と分類しています。
わかりやすいものですと「風・暑・湿・燥・寒・熱」日本だと四季があり季節に伴って発生しやすい気であったり、風などは一年中発生するものでもあり、また環境、住居、仕事場などによっても発生する外界からの気、六気といって正常の気。ですが、台風・暴風など抗われない程過度な場合また個人の素体により、これらの気は邪気となります。風を心地よいと感じる人もいれば嫌悪する人もいます。冬の寒さに参っている人、毎度冬に体調を崩す人にとって寒の気は邪気ですし、場所によって同じ寒でも大雪に襲われている地域と比較的過ごしやすい場所では同じ寒の気でも正気だったり邪気だったり。
常に動いている地球、人の体にとって気候、天気、気圧、環境、他者の影響は少なからず受けるものです。お外の世界が邪気となるのかはてさて。
「三匹のこぶた」
ちゃっちゃと建てたわらぶきと木の家は狼によってあれよあれよと吹き飛ばされてしまい、二匹のこぶたはあわててレンガの家に逃げ込んだ。レンガの家は吹いても体当たりしても壊れず、怒った狼は煙突から入り込むと、熱く煮えたぎった鍋にどっぼんしレンガの家に住む子ぶたに撃退される。最後狼はこぶた達に食べられちゃった・・・らしい。
三匹の子ぶたの話を読んで、レンガの家、丈夫な家、吹き飛ばされない家にすればいいんだよと普通は考えるでしょう。
外壁は外から内を守るガード力、そして対応力は人の持つ免疫力ともいいます。
これが弱いと外から刺激、変化に弱くなり些細なことが邪気となりやすくなってしまいます。
それは気候・天気・環境・人間・音やニオイと様々なもの。
外の世界は自分ではないもの。認め受けとめても決して同化する必要はない。
ひとつひとつ自分ではないものに触れて対応力を磨くことが人の成長であり、それは大人になっても続いていくのだと思います。だって今日が一番若く今日という日は初めましてなのですから。
レンガの家、このお話にレンガを使ったのは時間は掛かるけれどひとつひとつ積み上げることの大切さを伝えているのでしょう。カラダはつくるモノ育てるモノ、受け入れやすいのは簡単にすぐに・・・ですが、幾つになってもコツコツと
邪気祓い、邪気を受け入れず、邪気を溜めない体づくりを・・・コツコツと
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