冬は五臓・腎と関連する季節。
東洋思想の基礎となる陰陽。陰と陽による二元論思想。ふたつの対立する関係。
ひとつの存在を認めるにはそれと比較するものが必要
明るいものという存在は暗いものあってのこと
五臓・腎はカラダにおける陰陽の根本を担っています。
【陰】カラダを滋養する働き【陽】温めて生理機能を活性化する働き
滋養するモノがなければ活性化するというエネルギー源は不要になりますし、
活性化するエネルギー源がなければ滋養するモノが生かされず
腎はその陰陽を備えカラダのバランスを保ち我々の体を支えてくれています。
それぞれ不足しバランスを崩すと
【陰の不足】
- のぼせやほてり
- めまい
- 耳鳴り
- 不眠
- 足腰に力が入らない
- 手足のほてり
【陽の不足】
- 冷え
- 足腰が冷えて怠い
- トイレが近い、お小水の色が透明
- 水っぽい便
- 失禁
- むくみ
- なんとなく元気が出ない
【陰の不足には】
やまいも、黒豆、おくら、黒木耳、ほうれん草、いか、かき、はまぐり、豚肉、鶏卵など
がありますが、陰＝血・水なので野菜もお肉もしっかり取りましょう。
となると・・・冬は鍋という最強メニューがありますね。
その他、考えすぎ、悩みすぎ、目の酷使、筋トレしすぎ、汗かきすぎなども陰を消耗しているのでほどほどに。
【陽の不足には】
えび 鶏肉 羊肉 どじょう シナモン なた豆
日頃から体温以下のもの、生もの（野菜、刺身など）を摂取しない。
冷えが気になる時には衣服で調整するも汗に注意する。
陰と陽は互いが調和して循環することで中庸（バランス）が保たれます。
月だけでは暗すぎる
太陽だけでは明るすぎる
生・長・壮・老・死と人生サイクルと関連深い五臓・腎の不調は年を重ね出現しやすい症状があれこれ。
ジェットコースターで急降下するように目を開けた時には空っぽになっていたなんてことのないように腎を思いやっていきたいのです。
気分上々！！！！！
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