あいまいさを生かす東洋医学

動画で学ぼう「東洋医学」5日間にわたりお伝えしてきました。ご視聴、ご感想をくださった方々、御礼申し上げます。(ウラナイ8チャンネルで公開中)

リアル講座では具体的な一般的に知られた症状、(例えば)「○○に効くツボ」というものでないと興味を惹かれない、ググってもヒット(=届かない)しないので、基本は吹っ飛ばしてやっていましたが、よくわからなかったんじゃないかしら?って私の五臓六腑はうごうごと感じていました。
そんなこともあり、リアル講座では恐らく足を運んでまで聞こう、という人はいないだろう内容を動画にまとめてみました。

いいことなのかどうかは別にして日本人の表現には曖昧さがあります。顔色をみて察するとか言葉の間で察するとか。問診で症状をお伺いしていると「なんとなく肩が凝って」とか「この辺がもやっとする」とか「胸がざわざわする」とかそれ何?!と聞きたくなるような返答が多いです。
「頭痛」といってもズキズキ、ズーン、キュー、ズッシリ。具体的に表現してもらうと痛みの表現だけでもいくつもあり、またどこが痛むのか?どんな時に痛むのか?と条件を加えていくととても多彩です。時代は変わり文明が発展していってもカラダはあいまいさの中で生きているのだと思います。
現代の健康情報は「頭痛」「肩こり」「膝痛」「腰痛」などピンポイントで体を扱うことに慣れ、その代名詞に自分をあてはめて大まかな対応をしているように感じます。

「からだ」はもともと「殻」からきた言葉で死体を表していたと言われます。生きているうちは身(この字は腹中に胎児を宿している形で臓器を持つ生身の体を意味する)であり魂魄・心身一体を表していたとされます。
今年は3人も、お見送りしましたがご遺体と対面すると魄のみなんです。もう魂は殻から抜け出しどこで見ているのかなぁなどと思うのです。
いつの頃からか生きている身体をからだと呼ぶようになったことで心身一体からかけ離れ病名を追いかけるようになってしまったのでしょう。

現実はとても厳しく多忙な日々です、今すぐの対応を非難するつもりはありません。
時には日常生活で感じるあいまいな感覚を東洋医学のものさしを使って養生に生かすきっかけになれば嬉しいです。

自分のことを客観的に観るといっても自分のことにはブラインドを掛けがちですので私たちのような治療家はその手引きをしています。東洋医学、心身の健康にお役立てください。


2020年4月7日「緊急事態宣言」が発令され、暫くの間予約の受付を停止させて頂いております。

鍼灸治療・鍼灸セラピー カーチャ
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