2019年冬至の日、ウラナイ8のメンバーが横浜スパイアスに集結!年筮会を行いました。冬至の易占は初参加。パリピ―気分になれるプレミアムルーム、そして身に纏ったピンクの浴衣とは裏腹に敏腕占術チームのお姉さま方の中で緊張感溢れる年筮となりました。中学一年生の新人が部活の先輩に囲まれているような気分。
わたくしの年莝は「風山漸」(ふうざんぜん)~歩一歩順序を追って進めかし 万里の長城もまず石一個~(銭流易経 銭天牛著より)
風は木とみる。山は山(また山かい)山の上に生える木は急に生い茂るのではなく種から芽をだし数年かけて伸びていく。何事もひっと跳びにはいかないよ、何事もショートカットせず順序立てて事を運びなさい、だそうです。この順序立ては皇室の結婚みたいにと例えられましたが、そういった世間一般の決まり事に準じた生き方苦手だぁ。それ誰が決めたの?それ誰の当たり前?とか言っちゃっているよね~。己に喝!出ました。
この卦は水鳥が水を飲むのに例えているそうなのですが、ここで鳥が出てくるのも何かの縁かしら?引いた爻は上爻でしたので、すでに水は飲み終わり止まり木から飛び立たなければならない時です。居心地がよい止まり木であっても鳥であることを自覚して飛びなさいって言われたようです。スカイダイビングで飛び立つ瞬間ってどんな気分なのでしょう。
そして翡翠先生が素敵な解釈をもうひとつ。
変爻は「水山蹇」水は悩み山は動かず。蹇は家の中で寒さに震えている様子?足かせをつけて動けない様子などとも言われますが悩みもがいて引きこもりってな感じでしょうか。そろそろ足かせ外して外に出る時という意味かもしれません。足かせになっているのは何でしょう。人はひとりで生きているわけではなくみな足かせをつけて生きているところもあります。足かせは自身のエネルギー値によって重かったり軽かったり。心身の筋トレ!。
翡翠先生はサーフィンで波を滑り落ちるイメージと解釈してくれました。サーフィンは人生を物語るとも言われますが、波を待っていてばかりではいつまで経っても波には乗れず。自分の度量を超えた波を選べば巻かれていつ海面に出れるかわからず。小さなうねりだけでも楽しいけれど成長はなし。そして来る波がどんな波でどう崩れていくのか予測することが出来ればものすごく楽しい瞬間を味わうことが出来るはずです。いい波に乗りたいはいい波に乗る目を持たなければならず、経験から得られる。人生も同じこと。人生でもサーフィンでも“いい波に乗りたい”が毎年の目標。さてさて波のトップからうまく波に乗ることは出来るのでしょうか。