中国、韓国、台湾、ベトナム、シンガポール?などでは旧正月が盛大にお祝いされている時期です。ご近所の横浜中華街でもお祝いムード。中華街内では本土と台湾系が入り混じっているので時期がちょっとずれている部分もあるようです。
横浜でも昨日は気温20度とかで今日はまた下がって、で週半ばでまた上がってそしてまた下がって・・・と自然界も落ち着かず季節の変わり目は微調整をしながら変わっていくのですかね。ニンゲンさんも自然界の一部ですのでこの時期気分的にも上がったり下がったりしがちですね。
ニンゲンさんのカラダはこういった温度変化に対応できるように基本形は作られていますが、なんやかんやでうまくいかないこともあります。「自律神経が弱い」と嘆く方々はこれでしょう。
鍋の水と火加減のバランス
カラダのバランスについて陰と陽があります。陰と陽は全体を二つに分類するカテゴリー。陰と陽は単一では存在せず、必ず二つがセット。『人生有形、不離陰陽』(人間が生きている限り陰陽の原理から離れることは出来ない)
陰陽は互いに対立・抑制しあい、それでも相手がいるから自分を認められ、互いに増減しあってひとつを形成し変化し循環しているもの。
自然界、時代も季節も常に変化していることをみればわかりやすいですね。
自然界の一員であるニンゲンのカラダの性質を陰と陽のカテゴリー分類をすると寒と熱、鎮静と活動などがあります。基本物質(気・血・水)を陰陽に分けると気は陽、血・水は陰に分類されます。
陰陽のバランスがいい心持ちですと
温められた血や水がカラダを滋養し徐々に高まる陽気外にも柔軟に対応してくれます。春には木々が芽吹くように新しい一歩へと進んでいくことが出来ます。
陽/活動エネルギーが不足していると(陽気不足)
水や血は循環せず水は下降する性質がある為下部に冷えを感じたり、慢性化すると全体的に冷える寒がり体質になります。また血行不良の症状がみられることでしょう。熱エネルギーは活動力ですので春の伸びやかなスタートダッシュをきれず、今一歩前進できずに鬱々としてしまうこともあるでしょう。
陰/潤すものが不足していると(陰血不足)
潤すもの、水や血の不足で熱が優勢になると、熱の上に上る性質が上部を侵襲し頭痛や眩暈首や肩の強張り、イライラ、怒りっぽい、動悸、目の充血などを引き起こすこともあります。陽気が高まる春にテンションアップでうまくやる気が活用されればよいですが、気分ばかり先走ってイライラすることが多くなるかもしれません。
解決策は次回に考えていきましょう。