解剖学で腎臓といえば水分の濾過をし、必要なものと不要なものを分けている臓器です。東洋医学でも五臓の腎の重要な働きは水分の再利用と排出機能です。
五臓・腎は体を潤し養う水の元締め
五臓の腎はカラダを潤し養う(滋潤)水の大元を担っています。この潤いが不足してしまうとのぼせ、ほてり、めまいや耳鳴り、足腰がじんわり痛むなどが現れます。この熱っぽい症状によって頬が紅くなったり肌が乾燥して紅くなったりすこともあります。
「五臓・腎はカラダを温める力=陽気を作り出す」といったばかりです。
あれれ?潤いー水の力も備わっている。水は陰陽、陰の代表とも言えます。陽が温めるならば陰は冷やすです。
五臓の腎は相反するもの、生命維持に欠かせない陰(水)と陽(火)の両方を担っています。
冬は自然界が冷えてきて陽気が少なくなりますからちょっと火加減を強めにして鍋のスープが冷めないように、夏は自然界が暑くなり陽気が多くなり火が強火になりスープが煮詰まらないように火加減弱めでスープ多め。そんなイメージでバランスを取っていきます。
陰と陽、寒と熱、水と火。バランスです。
気温が下がってきたこの時期でもやたらと喉が渇く、顔や頭だけ熱くなる、布団から手足を出したくなる、肌や髪に潤いがなくカサカサ、ぱさぱさなどが見られる場合は潤いの不足サインかもしれません。温め過ぎて鍋が焦げ付かないように潤い成分も増やしてあげましょう。
【潤いを補充するもの】
白菜、水菜、豆苗、木耳、大根、豆腐、豆乳、イカ、蟹、牡蠣、黒豆など
冬といえば鍋が美味しい季節です。豆乳鍋などいかがでしょうか。
【潤いを消耗させるもの】
過度な熱性食品の摂りすぎ、汗のかきすぎ、悶々と悩む、頭ばっかりで考えすぎるなどなど
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鍼灸治療・鍼灸セラピー カーチャ
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