梅雨が嫌いな土性・脾

2018年6月1日

6月、爽やかなスタートとなりました。明日6月2日は横浜開港記念日、今年で開港159年になるそうで、夜は花火でお祝い♪のようです。

6月といえばかたつむり、紫陽花、梅雨ですね。
自然界に存在するものを五つに分類している五行色体表によると季節の5分類は春・夏・長夏・秋・冬
中国では長夏は夏の終わり頃から秋にかけて（晩夏〜初秋の頃）が日本の梅雨時期のような湿気た気候になるそうですが、日本ではこれに値するのが梅雨時期です。

梅雨時期に影響を受けやすいのが五臓の脾

重だるさ
むくみ
お腹がすっきりしない
食欲不振
軟便
尿意はあるが量が少なくもそもそ感
頭がボォーっとする
集中力がない
頭帽感

五臓の脾は五行の土です。私は土に育つ花や草木を枯らしてしまう傾向にあり、切り花専門にしています。なぜ枯れる？？？
なぜならついつい水をやり過ぎてしまうことが原因のようです。土もののお世話をする人には「水くれ～」って声が聞こえるそうですが、私はかわいがり過ぎて水をやり過ぎるらしい。
そう、土は適度な水を必要とするものの過度の水は苦手なのです。
びしょびしょで土壌が腐る

カラダの土である脾も同様なのでしょう。
外界の湿気による過度の水を受けると脾の働きが低下し、上記のような症状が現れるというわけです。

外界からの湿気は避けようがないのでカラダ側で調整する必要があります。
過度な水分を受けたら水分代謝をアップして汗や尿で出す。

湯舟につかる
面倒くさいという人も少なくないですが、面倒くさいと言っている時点ですでに湿気に阻まれている可能性有り、入浴しましょう。
水分摂取が過度になっていないか？生もの、冷たいものを摂っていないか？チェック
だって飲みたい！という人はすでに湿気に阻まれて口まで潤いが届いていない可能性有
湿邪チェックを受けにカーチャへいらしてください
尿意を我慢しない
忙しいと尿意を我慢してしまう人も少なくないですが、我慢して溜めた尿がカラダの中で湿邪となって詰まってしまいます。夏の膀胱炎は湿熱の状態。我慢しないでトイレへGo=3

そして水分代謝アップ食品

◇冷えている人

鰻　えび　こんにゃく　大豆もやし　唐辛子　きなこ　珈琲　ココナッツミルク

◇熱い人

大根　豆腐　トマト　ぶどう　マンゴー　りんご

◇特に寒熱問題ない人

鰻　どじょう　えんどう豆　黒大豆　そら豆　大豆　大豆もやし　とうもろこし　小豆　くらげ　空心菜

冷たいものを食べる飲むしているとやはり脾が弱まります。
脾を労わるなら体温以上のものを口にするべし
梅雨になる前に土性の脾を弱めることのなきようお過ごしください。