(備忘録)
治療院勤めを最初の契約通りに退職し、今度鍼を持つときは勤め人になる選択はなくしばらく全く関係のない仕事のアルバイトなんかしていてそれはそれでかなり真剣にやっていたものです。掃除、品出し、発注から接客まで無駄に持っている責任感をフル活用。結構馴染んでやって無駄な知識が身に着きました。
バイト終わってフラフラ(←暇だからね)と立ち寄った不動産屋さんのおじさんがとても親切で感じがよかったので、鍼灸院の為の部屋を探しているのですがね~とか話していたらそのまま内覧に行って数日後には契約しちゃったのが開業の始まり。
その後友人らが開業する際、相談を受けると何か月も悩んだりしていて自分、安易すぎたか?と思ったものです。
資金も立地調査も何も考えず、「やってみるか~」ぐらいの気持ちだった。
もうどこかへ勤める気持ちはさらさらなかったし、国家資格の免状をいつかは生かす時がくるのだろうけれど、いつかいつかと考えていてもね、いつかなんて来ないものでしょ、てな具合です。
その後何年か経って「天中殺月に開業とかしちゃったんだ」と言われ、「あーそうです」としか言いようがなく、知らないものは知らない。(天中殺月はあまり気にしなくてもいいという話も聞きますね)
確かに友人が開業する際には風水やらタイミングやら見てもらっていて、あら真剣と思ったものです。一応事業を始めるならそうあるべきでしょうな。
ですがね、今思えば、あの時知らないでよかったー
自然界の流れとかね、年運見て頂いたりするの好きです、お札も張るし、お水取りにだっていきます。
でもあまりとらわれすぎると動けなくなる。
人生“川の流れのように♪”です。
そもそも鍼灸師になったのだってすべてが流れのようだったのですから。
先日伊豆のポイントで完全貸し切り状態で一人で海に入って、ちっとも乗れなくてなんでや?と思っているところへ一人の地元サーファーさんが入ってきてビシバシ乗るんですよ。
やっぱり違うなぁーとひっそり眺めていたら、「もっとこっちに来ないと今日の波は乗れないよ」と手招きしてくれたのでした。さらに、押し寄せてくるよさげな波を譲ってくれて初伊豆ひとりサーフィン1本目をゲットしたのでした。ご機嫌な波でしたよ。
波がぐいっと沿ってえぐれたところでしか乗れない波だったのですが、正直そのポケットに入るのは“恐怖”なのです。
でも数メートル離れたところでは乗れない波
そこにいても無駄パドル、無駄に体力消耗、もがいてももがいても乗れないよー
天中殺月に開業したことって波の割れないところにたたずむ私ってやつか?
なんて思ったりして。
その日初めてのポイントでひとりサーフィン
これも流れです。意気込んで行ったわけでもなく、海があるからついでにボードを持って行ったので入らない選択もあり、でも入る選択もあり。ならば入ってみるしかないのです。入ってみてやはりだめかもしれない。
ですが、もがいていたら救世主が現れることだってあるのです。
それに時間は確実に刻まれてもしどう頑張っても天の助けがない時があったとしてもずーっと続くわけではない。
それにすべての条件が揃ったとしても、もがく時期がないわけではない。もがくことが無駄になるわけでもない。
人生山あり谷あり、そんなものでしょう。
私はまたあのぐいっとえぐった波にチャレンジする気まんまんですよ。
何かを始めるときにあれこれ悩むより流れを感じた時が自分にとってのスタート時期。
これからもだめかもしれない、ってことはたくさんあることでしょう。
でもチャレンジしていきます。
これまでご縁を頂いた方々に感謝して、そしてまた1年あれこれ悩んでお誕生日が迎えられますように。
とか言いつつ近日には吉方位その他の相談に行ったりするのだけれどね。hahaha
こういったご縁も流れのひとつですからね。いひひ
会いたい人には会いに行く。これ大事!