燥邪の季節だ外も内もドライドライドライ

2024年11月15日

乾燥の季節

11月も半ばですね、やれやれどっこいしょ
なんですかね～師走ってなんでしょうかね～気持ちが忙しないのですかね～実働忙しないのですかね～
たぶん言葉に振り回されているのですよね。あまり振り回されずにどっしり生きたいですね。

東洋医学はご存知ですか、東洋医学に興味はありますか？

風邪引いたとはよく使い耳にする言葉。東洋医学ですと風邪とかいてフウジャと読みます。
風の邪気、しゅるるるるるー
この邪気は風のように動きがあり俊敏に人を襲います。
ガードが弱くスルスルと侵入されるとあっという間に風邪ひいたとなります。
この風という気に季節の特性がくっついて症状が色々現れます。
秋は乾燥の季節、自然界の燥の気の影響を受けやすく、風と燥が合わさってスルスルと五臓・肺に入りやすい。
外で吹く風だけでなく、エアコンからの風もあります。すると風熱燥な症状、喉痛い、イガイガ
エアコンの風なども邪気になりやすいので電車内などでも直接風に当たらないようにしたいところですが難しいですね。でもこういうところで邪気にやられることって多いです。

最近呼吸器の不調の方が多くなっています。
喉が痛いなぁーと思っていたら咳ゲホゲホや声枯れ（嗄声）や侵入が深くなると気管支炎になっている方もいます。
咳は体力も消耗し、なかなか長引きやすく辛いです。

乾燥の季節には潤いプラス

自宅などでは加湿器を使ったり濡れたタオルを下げて置いたりといった工夫をするといいですね。

肌理が粗いと邪気が入りやすくなります、肌のお手入れ大事ね

化粧水＋乳液＋クリーム
「化粧水バシャバシャつける」という声も聞きますが、バシャバシャつけても潤い感ないのならそれ、効果ないのかもしれませんね。肌にあったものをみつけましょう。
夏や湿気の多い季節ですと高濃度クリームは蓋をして発汗を妨げてしまいますが今の時期ですと水気のあるものを塗布した後、クリームで蓋しておきたいですね。（炎症や湿疹、吹き出物がある場合はあまり蓋をしない方がベター）

肌を内側から潤す

山芋　今が旬ですね
山芋は五臓の脾・肺・腎を助け体内の潤いを作ったり散布したりといった機能を助けてくれます。
その他白きくらげ、大豆、豆乳、牡蠣、梅、オリーブ、ナッツ、梨、リンゴ、レモン、杏仁豆腐などなどは肺の潤いを助けてくれます。

肌がガサガサゴワゴワしてサメ肌状態、色味も暗くてくすんでいる。またピキピキギシギシした筋肉の凝りやら痛み。呼ばれて首回したら「うっ、い、痛い。寝起きじゃないのに寝違い」なーんてあるならゼラチン質のもの（骨付き肉で出汁を取る、骨付きの煮魚など）がおススメです。（筋肉も枯れるのよ）調理がめんどくせーという方はゼラチンパウダーを味噌汁やスープに
偏って取り過ぎると浮腫むこともあるのでほどほどに（なんでもとりゃーいいってものでもない）

肺は乾燥が嫌い、潤って肺

肺は乾燥すると開いて縮んで息をしてという作業、呼吸がしずらくなります。