けつのはなし

気・血・水を考えよう!
第三弾はお待たせ~「血」 けつのおはなし

中医学では血、“ち”ではなく“けつ”と呼びます。
血は気や津液よりも親しみがあると思われます。
みなさんが時には目にすることもあるであろう血液とほぼ同様のものと考えてください。
ほぼというのは・・・・

まず血の役割としては

  • 全身にいきわたり、内は五臓六腑、外は皮肉筋骨を栄養する。
    (内臓や皮膚、筋肉、骨を栄養する)
    これはなるほどなるほどそうだよね、といったところでしょう。
    そうしてもうひとつ重要な役割が
  • 精神を栄養し、精神活動や思惟活動を正常に行わせ、五官(感覚器)感覚器の働きが行えるようにする。

精神的に不安定なのは血に原因が!とは現代医学では考えませんが、精神状態が不安定、鬱っぽいという場合血の問題を考えたりします。大出血をすると気を失ってしまいますが、これは精神を養えなくなってしまったから。
でも、貧血なんて言われたことはないし。。。。

特に女性の体リズムには月経という血の排出期がありますので、男性よりも血不足や血にまつわる症状が出やすいとも言えます。

  • 顔色が青白い
  • 顔に艶がない
  • めまい、立ちくらみがある
  • 目の乾燥
  • 皮膚の乾燥
  • 抜け毛が多い
  • 爪が割れやすい
  • なんとなく重だるい頭痛
  • 手足がつりやすい
  • 動悸がする
  • 目がぴくぴくすることがある
  • 光が眩しい
  • 月経血が少ない、さらさらして色が薄い
  • 月経期後半や月経終了後に体調が優れない
  • 鬱々する
  • イライラしやすい
  • 忘れっぽい
  • 落ち着かない
  • 集中力がない
  • 眠れない  などなど

これらは血不足のサインです。
思い当たること・・・・ありますか?

血不足によい食
やはりお肉!( *゚∀)!!
豚肉、鶏肉、牛肉、羊肉、合鴨、熊の手・・・・と色々ありますが
一般的には豚肉、鶏肉、牛肉、、、でしょうかね(・´ω`・)最近では関東でも羊肉が一般的になっていますし

鶏肉は温める
豚肉は中庸(温める冷やすの性質がない中間)
牛肉は中庸ですが、サシが多いと消化しにくいので血不足で消化力が弱い方はあまりお勧めしません。
脂身のすくない部位で頂くといいですね。
冬になり冷えが強く抵抗のない方(私は苦手なもので)は羊肉はもっとも温める効能があるのでお勧めです。
これからの季節ならば、基本は豚、エアコンなどで冷えるようでしたら鶏と使い分けてみるといいかと思います。

その他
アーモンド、カシューナッツ、黒胡麻、松の実などの種実類
プルーン、桃、ライチ、龍眼などの果実類
赤貝、あさり、穴子、いか、うなぎ、かつお、鮭、たこ、鱈、なまこ、ぶり、まぐろ、まながつおなどの魚介類
タピオカや黒豆、大豆、鶏卵、など

ここまできて・・・・
気も津液も不足サインかも・・・そして血まで((((´=д=`)))))
足りないものばっかり‐‐‐‐‐
とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんね( 一一)p
なぜなら血は気と津液を材料に生成されるので、気、津液足りないわ。。。
というあなたは血が足りなりないのもまぁ~仕方ないか。。。。
貧血ですと言われ、鉄分を多く含むものを食べよう!と思い、海藻類を積極的に摂りたくなりますが、
津液も足りないカサカサさんですと、海藻類は水分を吸収して排出しようとするため血の材料が不足してしまうことがあります。
津液も足りないわサインの方は、海藻類はほどほどに。
今日は早朝から3時間程海でばっしゃばっしゃとサーフィンしまくったので、筋肉消費大の私は豚肉の塊を頂きます!!

半袖Tシャツを着ると肩周りがキツイ(・ω・; ゞコマッタニャ
実は先日買った夏物の寝間着も伸縮性がいまいちで・・・肩周りがキツクて寝心地悪く、不採用にしてしまった。
うぅーーー豚肉かぶりついている場合ではないかもしれない。。。

良血良肉

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