月経にみるカラダの状態-1

女性の場合、月経は自分のカラダの状態がわかるありがたーい代物です。
自分のカラダがどんな状態であるのか?探ってみましょう。

「月経」は平穏な日常生活を奪う代物である。

タイプ1

  • 月経といえば生理痛は当たり前。ここが痛い!とわかる刺すような痛みで痛み止めを飲まないといられない
  • 月経血は黒っぽい紫で粘りがあり、レバーのような塊が見られる
  • 月経が終わると、気分もカラダもスッキリする
  • 慢性的な頭痛、かちかちの肩こり
  • 肌のくすみが気になっている
  • 知らないうちにアザが出来ていることがある

タイプ2

  • 月経周期が乱れやすい
  • 月経血は黒っぽい紫、レバー状ほどではないが粒粒した塊が見られる
  • 月経前は胸の張りを感じる、生理痛は時々痛む程度、痛みよりもお腹の張りがありおなら
  • よく出る
  • とくに月経前になるとイライラしやすい
  • 便秘と下痢を繰り返しやすい
  • 普段からストレスを感じやすい
  • こめかみに張ったような頭痛、胃の存在感があるような張りを感じることもある

タイプ1、2はどちらも実タイプです。
実タイプとはなにかが邪魔している状態。
タイプ1の場合は「瘀血」 なんらかの原因で血行が妨げられているタイプ。
座り仕事で運動不足だったり、ストレスによる血行不調の場合もあります。
そして年齢と共に血行はスムーズでなくなるということもあります。日頃からウォーキングで骨盤内の血行を助けたりするといいですね。
これからの季節、お風呂はシャワーのみという人もいるかと思いますが、瘀血タイプの方は湯船に浸かってリラックスと血液循環の改善をしましょう。
ティータイムはローズティーやシナモンティーでほっこりしたり。
ラッキョウやタマネギも血行を助けてくれます。
冷房のあたりすぎ、生野菜やフルーツの摂りすぎは冷えがより血行を悪くするのでご注意ください。
タイプ2の場合は「気滞」 なんらかの原因で気が滞ったタイプ
広い心をもった人でも、知らず知らずのうちに自分の意志を封じ込め相手を尊重しすぎると気が滞ってしまうこともあります。根が真面目ですと我慢も我慢と気づかなかったり。。。気づかなければリラックスする時間をとろうなんて思いませんしね。
バッティングセンターやゴルフの打ちっぱなしにでも行って、バコーーーンと打って飛ばすというのもいいですが、そもそも野球もゴルフも無縁という人にはトライして出来ないことのもやもやしてしまうこともありますか・・・ね。
そういう場合、まずは呼吸を整えましょう。ゆっくりと息を吐きだし、ゆっくりと臍下まで息を吸い込むイメージで呼吸してみましょう。
気が滞っていると意外とこの深い呼吸が出来ないものですが、毎日気持ちを落ち着けてやっていると出来るようになりますし、出来るようになると気の通りもスムーズになっています。
食べ物では香味野菜 シソや三つ葉、クレソン、春菊などを加えてみましょう。

次回は「月経」はパワー不足に陥る代物であるをお送りする予定です~

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