土曜日の朝だったか?NHKの「ぼぉーっと生きてんじゃねーよ」とうっかりぼぉーっとしていると喝を入れてくるチコちゃんでタイムマシンの話だかなんだかやっていて(しっかり見ていないので詳細はこちらの方が書いてくれていますね)見ていて脳裏に浮かんだのはQUEEN・ブライアンメイ天体物理学博士が作詞作曲の「’39」。英語のわからない私にとってはフレディの溢れる声の詰まったアルバムの中にか細く優しい声のブライアンボーカルの曲がやけに心地良く好きなのですが、これって相対性理論だとかうらしま理論とかが織り込まれたSF時間旅行の曲なんですよね。こんなことを作詞作曲しちゃおうなんて、流石でござるよ博士。
『オペラ座の夜』の5曲目、デビューアルバムの1曲目から通算して39曲目の曲。
そこもこだわったのか?(意味はないらしいけれど偶然にしては・・・)1939年に地球を出発して戻ったら2039年だったって内容。意気揚々と船出して戻ってきたら100年経っていたということらしいのですが、実際歌詞の中に宇宙とか宇宙船とかいう言葉は出てこない。
ただ“陽光きらめく朝の青い海に向かって船を出した それは見たこともないような美しい光景だった”とあります。ブライアンの頭の中は宇宙でいっぱい。
ブライアン博士は軽快に歌っていらっしゃいますが、戻った世界は自分の子孫が暮らす地球。
もう愛する人はそこにいない。
“遠い古の男たちよ 僕の叫ぶ声が聞こえないか?
歳月を隔てて呼びかけている僕の声が
砂浜に残された君たちの手紙はあっても
君の手を取るまでは この心は癒えない”
クイーンの曲ってなんだか当時聞いていた時は勿論考えもしなかったけれど、今改めて歌詞の和訳と併せて聞くと未来を予感して書いていたのかなぁ~?なんて感じるものが多々あります。
今回ボヘミアンラプソディの映画でフレディは蘇ったし、音楽は残っているけれど、君の姿はここにはないよ、僕の心は癒えないよとでも歌っているようです。
平成という時代は残すところ99日(2019.01.21現在)
昭和生まれとはいえ、平成を生きてきた年月の方が長いということに気づいて「?!」です。
とはいえ人間形成を昭和で構築した者にとっては平成はあまりなじみがなく、自分は宇宙船に乗って日々出来事、物事の速度だけはスピーディ。自分と今の世の中に違和感を感じることも多々あったり、でもこの時代を生きていかねばならないのだよね。
今後タイムマシーンが実在することになったとして未来には行けても「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のように過去に戻ることは出来ないらしいです。
未来へ行けたとしてもそこにすでに世界があるとしたら、今見ている世界は螺旋状にすでに構築された宇宙の流れの一部ってことなのかしらね。
難しいことは全くわかりませんが、過去にしがみついたり悔んだり、いつかできる、いつかやるとつぶやいていないで今、ここを生きるしかないってことはたぶん確かなことでしょう。ファイ!