顔色で体調診断

会社勤務の方は年に一度健康診断を受けられていますよね。
私の場合個人事業主ですので横浜市から「健康診断受けてくださいねー」と通知が届きます。
2年に1回くらいは受けています(;^◇^;)ゝ
健康診断はある一定の基準値を設け、それにより健康、プチ不健康、不健康などと分類するものですが、一年に一度ではたまたまよかったり、たまたま悪かったりということもあるかもしれませんね。

中医学では顔は五臓の鏡、内臓の鏡といいます。
日常生活でもプチ健康チェックしておくと健幸ライフに繋がることと思います。

【面色】
面色とは顔の色と光沢を観察することです。
健康健美では五色に分けて観察していきます。

青色―肝鬱、血瘀
青は五臓の肝と関連します。
肝ののびのびスムーズ作用が阻害されて肝鬱状態となると血行不良となり顔色は青くなります。
また冷えにより血管が凝滞しても青くなります。

赤色―実熱、虚熱
赤は五臓の心に関連します。
熱は気血の巡りを活発にしますが、熱が充満しすぎると心が主る血脈が充満して顔色は赤くなります。
熱が旺盛の場合は顔全体が真っ赤となり、冷ます性質のものが少ない場合はほんのり赤くなります。

黄色ー痰湿、脾気虚
黄は五臓の脾と関連します。
脾が弱っていると気血を生成することが出来ない、または不要な痰や湿を形成する為顔色は黄色くなります。

白色ー肺気虚、陽気不足
白は五臓の肺と関連します。
肺は気を主りますが、気は血を押し流したり、血は気と共に流れる為肺気が不足すると気血が行き渡らず顔色は白くなります。
また寒さによって陽気が阻害されても気血が行き渡らず顔色は白くなります。

黒色―腎気虚
黒は五臓の腎と関連します。
腎は水を主りますが、腎気の不足により水の代謝が低下すると顔色が黒くくすみます。

顔色は毎日鏡で一度は見ることと思いますので、体調チェックしてみてください。

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