今朝、通りを歩いていると髪の毛が逆立つほどの突風でしかもさぶい(*゚ロ゚)ノ
でも日当に入ると春を感じさせる太陽燦々
「北風と太陽」みたいな日だな~(o-ω-)。
北風さんはどう頑張っても服を脱がせられないだろう~
突風だと衣服を握りしめ身を縮めるよな。。。
やっぱり太陽さんよね~
2月でもホカホカの日はコート脱いじゃってたも。
人は優しさに包まれたいのよ~♪
まぁーご存知の通り北風さんと太陽さん、どちらが旅人の服を早く脱がせるか!?って話です。
むりむり風の力を使って剥ぎ取ろうとする北風さん
暖かい陽を浴びせてあーコートは必要ないんだな~って思わせて自分からコートを脱がす太陽さん
人間、力づくで相手をどうにかしようとしても変わらない、自分からその気にならないと行動しないってお話ですよね。
治療という仕事をしていてもそう思います。
どんなにこれがいいよーあれがいいよーこうした方がいいよー
とアドバイスしたところで、相手の心に響かなければただの無駄な話で終わってしまうのです。
心に響かない理由としては
◆治療側の未熟さ故に信頼度が低い
◆受け手と思考があまりに異なる
◆聞き入れる余裕がない
などなどですかね~
治療側は魔法使いではないので、(魔法使いならいいんだけどねと思うことは多々あるが)手をかざすだけでたちまち元通りとはいきません。
私の場合人を診てその人が今どういう状態にあって、何をした方がいいかをお伝えするお仕事です。
その際に鍼灸というツールを使いますが、それはあくまでも道具に過ぎず、やはりご自分が動かないことには何も変わらないのです。
鍼灸は魔法の杖ではないので・・・そういう先生も確かにいます、でも私はテクマクマヤコンテクマクマヤコンのコンパクトもラミパスラミパスルルルルルルーの呪文も持っていないのです。
で、独立してしゃかりき(だったのだと思う)だった頃、治さなければ!治さなければ、なのにどうして言ったことやってくれないのぉーーーーーと思っていました。
でもね~ある日これって私のエゴかなぁーと思ったのですよね。
“私が治したい”のであって相手はどうなのだろう?
自分(クライアント)が“治したい”という人は、お伝えしたことをやってみます。
嘘かホントかわからないし、いいか悪いかわからないけれどやってみます。
男性の方では食事に関して家に帰り奥様に伝えて協力してもらっていますという方もいます。(いい奥様だぁ~)
そして症状は完治しました。
治療をしていて思うのはやはり自分次第ってことです。
私は自分のエゴかなと思ってからは選択するのは「あなた」です。とお伝えしています。
世の中色々ありますから。わははははー
(これが商売につながらない所以でございまする)
あなたの為にこんなに頑張っているのにどうしてわかってくれないのぉーーー
色々な場面であることではないでしょうかね。
必要なことならいつか役立つこともあるでしょう。
子供の頃、大人に言われたことが今になってようやく理解出来るように・・・
いつかどこかでちょびっと御役にたてたらそれはそれで嬉しいことです。
と、北風戦法では変えられないんだよね~と感じた朝です。
子供の頃、「北風と太陽」のお話を聞いた時・・・
子供の頃は物語は決まっていい役とわる役で締めくくられていたので
子供の頃は北風さんって悪者?
太陽さんてヒーロー?
と単純に思いつつ・・・
でもさぁー北風が気持ち良い時だってあるのに
太陽が鬱陶しいことだってあるのに
なんか北風さん可哀そう
と泣いた赤鬼の青鬼さんのその後を心配するように北風さんが心配になったものです。
と、コートを脱がすという目的も吹っ飛ばし忘れてしまっていたようですな。
読書が苦手な子と言われたのはこういうところにあるのでしょう。
幼稚園の頃、先生に「その考え方はおかしいわよ」
とか「その絵はおかしいわよ」とか(日常ではないシチュエーションだったらしい)言われて
頑固者な私は「そういうことだってあるわい」と譲らなかったらしい。
無知な頑固・・・・
飴と鞭のさじ加減が大事なんだよね。
時にはちょっと強引に
時にはふわっと優しく
とそこまで考えていたかなぁ~